0dCharlie_Prop@0dCharlie_Prop

0dCharlie_Prop
0dCharlie_Prop
@0dCharlie_Prop
3 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
0dCharlie_Prop

0dCharlie_Propのレビュー・評価・感想

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 / Kaguya-sama: Love is War
10

笑いあり!青春あり!天才高校生のラブコメ

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」は、
2021年4月時点で、1500万部を記録している大ヒットマンガです!

今回はその魅力について、紹介したいと思います!

物語の舞台は、東京・港区にある名門校「秀知院学園」。

この学園には、有名な高校生が2人います。

1人は全国模試でトップの天才高校生、白銀御行。

もう1人は、同じく天才で四宮財閥のお嬢様高校生、四宮かぐや。

2人はお互い惹かれあうが、高すぎるプライドのため素直になれない...

そのため、お互いが様々な恋愛テクニックを使って、
相手から告白させようと「恋愛頭脳戦」を展開するが、
いつも空回りしてしまう...

時に笑い、時に青春あり、胸がキュンキュンしっぱなしのラブコメです!

そんな本作「かぐ告」の魅力は、
「男性、女性問わず、誰でも彼らに共感し、感情移入できること」でしょう!

例えば、マンガ第2話「ババ抜きをさせたい」では、
かぐやが御行に対し、映画館デートに誘わせようとするシーンがあります。

誰しも「好きな人とデートしたい」と思った経験があるでしょう。

かぐやの積極的なアプローチに非常に共感しますし、
まるで友人のように、かぐやを応援してしまいます!

一方、マンガ第4話「白銀御行は答えたい」では
御行が頭の良さを かぐやに見せつけようとするシーンがあります。

男性なら「異性に格好良いところを見せたい」と思ったことがあるはずです。

高校生の頃の自分を思い出して、クスクス笑ってしまいます!

かぐやも御行も、どこか他人事には見えない。
まるで自分のことのように感じるストーリー。

そこに本作「かぐ告」の魅力があります!

男女関係なく、読者を魅了する
「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」は、
非常にお勧めな作品です!

シャイニング / The Shining
8

完璧主義者キューブリックが送り出す心理ホラー映画の極致『シャイニング』

『シャイニング』は1980年に公開された心理ホラー映画で、製作と監督はスタンリー・キューブリック、共同脚本はダイアン・ジョンソンです。本作は小説家スティーヴン・キングが1977年に発表した同名の小説を原作にしていて、主演はジャック・ニコルソン、スキャットマン・クローザース、ダニー・ロイド。
映画の主人公はジャック・トランス(ニコルソン)で、彼は注目のライターでアルコール中毒者、コロラド州のロッキー山中にある人気のない歴史的なオーバールックホテルのシーズンオフの管理人の地位を引き受けています。ジャックと一緒に冬を越すのは妻ウェンディ・トランス( シェリー・デュヴァル)と年若い息子ダニー・トランス(ロイド)。ダニーには「シャイニング」という超能力があり、その能力故に彼はホテルの恐ろしい過去を心霊的に透視することができました。ホテルの料理人ディック・ハロラン(クローザーズ)にもこの能力が備わっていてダニーとテレパシーで交信できました。ホテルの以前の管理人は発狂して、家族を殺して自殺しています。冬の嵐が来て、トランス家がホテルに缶詰にされると、ホテルに巣食う超自然的な力の影響でジャックの精神状態が徐々に蝕まれ、妻と息子に危機が及ぶことになります。
製作はもっぱらEMIのエルスツリースタジオで行われました。キューブリックは少人数のクルーと一緒に仕事をすることが多く、多くのテイクを撮影し、役者やスタッフの消耗させることもしばしばでした。新しいステディカムマウントは複数の場面の撮影に使用されて、フィルムに革新的なルック&フィールを与えています。映画の筋書きに矛盾、曖昧さ、シンボリズムがあり、原作とかけ離れているために作品の中の意味について多くの推測がなされてきています。

獣の棲む家 / His House
8

こんな話だったとは、びっくり。

家に幽霊が…みたいな話はよくありますが、本作の夫婦は難民で、イギリス政府から与えられた家から出るという選択肢がないところがさらに怖いと思いました。最初、彼女らが家を与えられるところも、ここにいろ、仕事はするなみたいな感じで、上からというか、そりゃあ好き放題させられないのはわかるけど、不穏な雰囲気があり、難民の難しさも感じました。
そして、幽霊的な怖さかなと思えば、人間の怖さとか、戦争により破壊される道徳心みたいな話も出てきて、すごく考えさせられました。子供をなくしたなんて、ほんとにきつい体験だし、そのことに罪悪感をもつのも理解できます。しかし、実はそれだけじゃなかっただなんて、すごくびっくりです。
ボル、リアール、お前らは酷い奴だと思ったけど、あの状況ではそうまでしてでも生き残りたいと思ってしまうものかもしれません。なんか、最後に裏切られました。ホラーであり、社会派ドラマでもあり、すごく重たい作品です。いい映画に出会ったなと思いました。
ホラー描写がそこまで目新しいとかはなかったけど、おもしろい設定の話で私はひきこまれました。結局、一番怖いのは人間です。そんな、すごくありふれた結論の映画だけど、そのことをまざまざと思い知らされました。

Taylor Swift / テイラー・スウィフト
9

ガーリーながら芯の強いシンガーソングライター

2009年、テレビでテイラー・スウィフトの「Love Story」のビデオが流れているのを初めて見て、ハッとした記憶があります。
若くて綺麗なアイドルっぽい女の子なのに、その曲には特別に輝くものがあったからです。

それもそのはず、テイラーは他人が書いた曲を歌うアイドルシンガーなどではなく、自作自演のシンガーソングライター。
学生の頃から音楽に打ち込んできた彼女の曲には、しっかりとした主張と深みがあります。
しかし、甘く可愛らしい曲調やビジュアルがオブラートとなっていて、重みを感じさせないところがバランス感抜群。
それは彼女をポップスターへと押し上げることに成功し、「世界が彼女に恋をした」というキャッチコピーそのものとなりました。

カントリーミュージックを基調としてデビューしたテイラーですが、その後の快進撃は圧倒的で、カントリーの枠を超えて音楽の挑戦を続けていきます。
恋人と別れるたびに、その恨みを曲にすることでも有名ですが、その曲はヒットを生み出し、失恋ごときでは決してへこたれない芯の強さも。
おまけに、クラブミュージックのアーティスト、カルヴィン・ハリスとの交際では、エレクトロミュージックとの邂逅を果たし、テイラーの音楽性を大きく広げることとなりました。

ガーリーで柔らかい魅力のなかに、芯の強さも隠し持ったテイラーの魅力は、とどまることがありません。新作が発表されるたびにワクワクするアーティストです。