シャークネード

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シャークネードのレビュー・評価・感想

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シャークネード
4

酷い映画だけど…。

酷い映画ですが、それを楽しめるのならいいんじゃないかなと思います。話は矛盾に満ちているし、サメが出てくるけど、サメ映画のセオリーをきちんと沿ってないし、アメリカンジョークが多すぎるし、…私はもう見ないかなと思いました。これで続編があるのだから好きな人は好きなんでしょうね。確かにサメ映画はあまりにありすぎて、もう普通の話は作れなくなっているのかもしれません。たつまきにサメっていう発想がすごいし、それだと海に行かなくても襲われるから、人間に逃げ場がなくて、いい設定だと思います。家にやってきたり、なんかもういろいろバグってます。アメリカには竜巻が多いから、リアリティがあるのかもしれません。いや、ないか…。
サメにはチェーンソーが有効なんですね。初めて知りました。でも、たしかに力技でやっつけるしかないのかもしれません。
いろいろ言いましたが、これはこれでアリなんだと思います。ただ、CGが酷すぎです。そこさえちゃんとしていれば私ももっと楽しめたかなって気はします。そういうところを見ると、ほんと映画って金がかかっていて、金をかけずにいい映画を作るのは難しいんだなって思いました。
へんてこなB級?、C級映画が見たい人にはおすすめです。

シャークネード
8

恐怖のサメ映画!ハリケーンと共に “奴ら”は現れた…飛ぶ! 喰らう! そして舞い上がる! 奴らとは 凶暴な“人喰いサメ”! 巨大な竜巻と共に現れたサメが人々を喰い尽くしていく。 シャーク(鮫)とトルネード(竜巻)が合体した、前代未聞のモンスター・パニック登場!

これまで凶暴なサメが人間を襲うパニック映画は、たくさん製作されました。
海底の闇の奥から突然襲い来るサメの恐怖は、ホラー映画のように恐ろしいのです。
その恐怖の発端を担ったのは1975年公開の『JAWS/ジョーズ』で、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画史に残るサメ映画の名作となりました。

なかなか姿を見せない人喰いサメの得体のしれない恐怖感や、“ダンダンダンダン~”と迫りくる恐怖を表現した音楽など、実にスリリングで “じょーず”な演出がなされました。

その後も恐怖のサメ映画のムーブメントは“サメ”ることなく、今日までありとあらゆる作品が世に出され2018年の『MEG ザ・モンスター』では、25メートル級のべらぼうにデカい巨大サメも登場し、人間とサメの絶望的に勝ち目のない戦いが描かれました。

その後も定期的に傑作が生まれているサメ映画ですが、本作『シャークネード』は人喰いサメが台風によって海から運ばれ空から襲ってくるという、トンデモ発想のディザスタームービーです。サメが人間を襲う時のスタイルは様々で、その超唖然!保然とする展開で注目された本作はシリーズ化され、6作品も公開された大人気映画となりました!

シャークネード
10

サメ映画の到達点

映画『シャークネード5 ワールド・タイフーン』は、ジョーズから産声を上げたサメ映画というジャンルの1つの到達点だと思います。皆様はサメはどこから襲ってきますか?もちろん、空からですよね。竜巻(トルネード)によって上空に舞い上がったサメの群れがトルネードの通過と共に人を襲ってきます。想像するだけで夢のあるシチュエーションですよね。これだけでも、お腹いっぱいなのですが、サメの倒し方も魅力的なのです。ジョーズという映画では、海から襲ってくるサメに対して、モリで突いたり、酸素ボンベを噛ませて、銃で撃って、サメを吹き飛ばしていましたよね。そんなありきたりな方法でサメを倒しても全く面白くないですよね。やっぱりサメを倒すには、チェーンソーです。チェーンソーで真っ二つです。そして、主人公の活躍は地球にとどまらないです。宇宙にいるサメもチェーンソーでぶった切ります。すごいですよね。宇宙服を着た主人公が宇宙を泳いでいるサメを切り倒す。ワクワクしませんか。私は最高にいい映画を見たと思いました。今回のレビューは5作目のレビューでしたが、ちゃんと1作目から映画を見てもらいたいです。そうすれば、主人公の一家とシャークネードとの因縁が良く分かります。自宅いる時間が長くなって、ストレスが溜まりやすい今だからこそお勧めできるバカ映画だと思います。何も考えずにバカ笑いしてください。

シャークネード
8

サメが台風に乗ってくるぞ!

シャークネードというタイトルとパッケージ通り、台風に乗ってサメが襲ってきます。
上陸して水のあるところから襲ってきたり、台風で飛びながら襲ってきたりといろいろですが、どのシーンもダイナミックなのでアクション映画です。例えば、道路をサメが泳ぐのは現実でもありましたが、家のプールにサメがいて飛んできたり。台風というスケールがでかい異常気象と普通のサメなので大量発生する。これが特殊なサメであれば、大量発生はあまりなく、倒し方も爆破などサメ映画のワンパターンになる。が、これは爆破もありますが、そのスケールもでかく主人公たちのほかの撃退方法も現実でもできそうなのにすごい!有名なシーンでは、主人公がチェンソーを持って口を開けたサメに向かっていくシーン。これ、ありえなくはないがほかのサメ映画でこういう感じのなかなかないです。今作の登場人物が続編にも出てるので最初から観たほうがいいと思います。こだわらなければどの作品も、むしろスケールが大きくなってきたのでどこから観てもいいと思います。逆にそのうちのどれかでも合わなければほかのも合わないと思います。そして、これはシリーズを通してですが、主人公の家族以外の主要人物や味のあるキャラたちも遠慮なく死んでいくのでかなり心が痛む。が、派手なシーンとスピーディな展開なので悲しむ暇なく、ラストを迎えます。気楽に笑って観るにはいい映画です。