シャークネード

シャークネード

『シャークネード』(原題:Sharknado)とは、2013年に制作されたアメリカのモンスター・パニック映画。監督はアンソニー・C・フェランテ、脚本はサンダー・レヴィンが務めた。ある日、ロサンゼルスを巨大ハリケーンが直撃。そのハリケーンは、海中にいたサメたちを吸い上げていた。ロサンゼルスは暴風と豪雨だけでなく、飛来したサメたちの襲撃にも悩まされることになる。本作はB級映画の金字塔といわれる作品。B級映画にもかかわらず人気があり、シリーズ作品が複数制作されている。

さくらのレビュー・評価・感想

シャークネード
8

サメが台風に乗ってくるぞ!

シャークネードというタイトルとパッケージ通り、台風に乗ってサメが襲ってきます。
上陸して水のあるところから襲ってきたり、台風で飛びながら襲ってきたりといろいろですが、どのシーンもダイナミックなのでアクション映画です。例えば、道路をサメが泳ぐのは現実でもありましたが、家のプールにサメがいて飛んできたり。台風というスケールがでかい異常気象と普通のサメなので大量発生する。これが特殊なサメであれば、大量発生はあまりなく、倒し方も爆破などサメ映画のワンパターンになる。が、これは爆破もありますが、そのスケールもでかく主人公たちのほかの撃退方法も現実でもできそうなのにすごい!有名なシーンでは、主人公がチェンソーを持って口を開けたサメに向かっていくシーン。これ、ありえなくはないがほかのサメ映画でこういう感じのなかなかないです。今作の登場人物が続編にも出てるので最初から観たほうがいいと思います。こだわらなければどの作品も、むしろスケールが大きくなってきたのでどこから観てもいいと思います。逆にそのうちのどれかでも合わなければほかのも合わないと思います。そして、これはシリーズを通してですが、主人公の家族以外の主要人物や味のあるキャラたちも遠慮なく死んでいくのでかなり心が痛む。が、派手なシーンとスピーディな展開なので悲しむ暇なく、ラストを迎えます。気楽に笑って観るにはいい映画です。