シャークネード

シャークネード

『シャークネード』(原題:Sharknado)とは、2013年に制作されたアメリカのモンスター・パニック映画。監督はアンソニー・C・フェランテ、脚本はサンダー・レヴィンが務めた。ある日、ロサンゼルスを巨大ハリケーンが直撃。そのハリケーンは、海中にいたサメたちを吸い上げていた。ロサンゼルスは暴風と豪雨だけでなく、飛来したサメたちの襲撃にも悩まされることになる。本作はB級映画の金字塔といわれる作品。B級映画にもかかわらず人気があり、シリーズ作品が複数制作されている。

hajime_kuri9のレビュー・評価・感想

シャークネード
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恐怖のサメ映画!ハリケーンと共に “奴ら”は現れた…飛ぶ! 喰らう! そして舞い上がる! 奴らとは 凶暴な“人喰いサメ”! 巨大な竜巻と共に現れたサメが人々を喰い尽くしていく。 シャーク(鮫)とトルネード(竜巻)が合体した、前代未聞のモンスター・パニック登場!

これまで凶暴なサメが人間を襲うパニック映画は、たくさん製作されました。
海底の闇の奥から突然襲い来るサメの恐怖は、ホラー映画のように恐ろしいのです。
その恐怖の発端を担ったのは1975年公開の『JAWS/ジョーズ』で、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画史に残るサメ映画の名作となりました。

なかなか姿を見せない人喰いサメの得体のしれない恐怖感や、“ダンダンダンダン~”と迫りくる恐怖を表現した音楽など、実にスリリングで “じょーず”な演出がなされました。

その後も恐怖のサメ映画のムーブメントは“サメ”ることなく、今日までありとあらゆる作品が世に出され2018年の『MEG ザ・モンスター』では、25メートル級のべらぼうにデカい巨大サメも登場し、人間とサメの絶望的に勝ち目のない戦いが描かれました。

その後も定期的に傑作が生まれているサメ映画ですが、本作『シャークネード』は人喰いサメが台風によって海から運ばれ空から襲ってくるという、トンデモ発想のディザスタームービーです。サメが人間を襲う時のスタイルは様々で、その超唖然!保然とする展開で注目された本作はシリーズ化され、6作品も公開された大人気映画となりました!