これが妖精帝國だ
「妖精帝國」が好きです。特に「パトリオットアンセム」という曲と、「機械」という曲が好きです。「パトリオットアンセム」は、とある動画サイトで少なくとも2バージョンは公開されています。
ヴォーカルのユイ様(様を付けないと怒られるらしいです)が、一般的な煽りとは異なることを言うことがあります。
「なかなかやるではないか。最初からそんなにとばしても大丈夫なのか」と言います。揶揄しません。そこが好きです。
お客さんが頑張っているのに「そんなものでいいのか」等しか言わなかったら私はしらけます。正直「下らない」と思ってしまいます。そういうことにならないのでほっとします。
「機械」は少し邪道な気がしなくもないですが、作詞・作曲が筋肉少女帯です。つまり、大槻ケンヂが作詞しています。
イントロで鳴る悲しげなメロディと不協和音、鐘の音、そこに大槻ケンの歌詞が乗る。
メロディは最初から最後まで悲壮感が漂ったままです。私にとって最高の曲の中の一つです。
最初のうちは機械を造った男について語られているのですが、最後に本人(女性)と男の思いが歌詞に乗ります。
「男はやはり孤独なだけではなかったんですね」と私は安心しました。流行りとは少し距離を置く内容ですが、やはり妖精帝國は好きです。