映画業界で続編や実写化が外れまくっている中、「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」は成功していた。
映画業界が様々な映画の続編、実写化に溢れているうえで失敗し続けている中、元祖「ジュマンジ」の続編「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」は見事にヒットしました。
殆どの映画の続編で散々な結果に終わる映画は少なくない中、意外にも「ジュマンジ」が見事にそれを覆しました。
元々元祖「ジュマンジ」は、ボードゲームの形をした超危険な遊具であり、サイコロの目に当たるゲームの指示が現実となって、ゲームの参加者を襲うという設定でしたが、続編「ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル」では、ボードゲームだった「ジュマンジ」は現代の若者の趣向に合わせて、オープンワールド式のテレビゲームソフトへと変身し、ゲームに興味を持ってしまった若者たちを襲い始めます。
内容は元祖「ジュマンジ」と大差はないですが、新作以降はド●クエのような現代のオープンワールドをやっているとくすっと笑えるような部分、又現代の若者たちが持つような悩みと向き合う主人公たちを観ていると、元祖の「ジュマンジ」のファンを大切にするよりも、今回は新しい世代に向けつつ、新しいジュマンジとして観れたので作品としてもそれなりに面白かったです。
元祖では父と子供の絆を重点にテーマも少々重めですが、新作では仲の悪い男女たちが力を合わせないともう生きていけないという状況の中でてんやわんやするギャグよりの作品となっているので、友人やパートナー、更にゲーマーの知り合いとで観れば十分楽しめる映画だと思います。
元祖「ジュマンジ」も、新作とは一味ちがって当時の年代の暖かみのある作品なので、クリスマスなど家族やパートナーと観るのも非常におススメです。