ワタシが私を見つけるまで

ワタシが私を見つけるまでのレビュー・評価・感想

New Review
ワタシが私を見つけるまで
8

1人も大事

レベルウィルソンさんがすごく好きってなりました。
彼女はメインっていうか、一番の主役の友達って位置づけですが、豪快で自分をもっていてかっこいいです。
彼氏がいないと不安で…とか結婚しなきゃとか女の子っていろいろ考えちゃうと思うけど、1人でいることも大切で、1人でなんでもできるから、だれかと人生を共にしたくなるみたいなところもあるのかなと思いました。
いろんな恋愛模様が見れて楽しかったし、中の人がみんなしゃべりすぎで、おもしろかったです。
英語で見ると、いろんな言い回しが聞けておもしろいかもです。
子どもは欲しいけど旦那はいらないとかもわからなくない考え方だし、だけどその後好きな人ができてってのもあることかもしれません。
その結末はどうなるんだろうとドキドキしました。
バーテンダーの男性もなんだかんだ、真実の愛を見つけるのかなと思ったら…ってのもあって、リアルな話だなって感じでした。
私はモテてこなかったし、主人公みたいに男がいなきゃダメってタイプではないけど、彼女の依存しちゃうところとか共感できるところもありました。
最終的に、真実の愛を見つけるとかそういう話じゃないところもよかったです。
1人でいろいろ楽しんで、1人でがんばって生きていこうと思わせてくれる作品です。

ワタシが私を見つけるまで
10

人生に疲れたときに観たいおすすめの映画

主人公の女性が自分の本当の生き方を見つけようと葛藤する物語。
【あらすじ】
主人公のアリスは一度シングルになり、自分が本当にやりたいことを実現したい、と恋人に別れを切り出す。恋人のジョッシュは渋々彼女の提案を受け入れ、二人はそれぞれの道を歩み出す。
シングルとなり、自由になったアリスは法律事務所で働き始め、同じくシングルである同僚と夜な夜なパーティーに繰り出す。そこで出逢う異なるタイプの男性と関わりながら、アリスは自分自身の生き方を見つめ直していく。
最後には誰かに依存して生きるのではなく、自分と向き合うことで強い女性へと成長したアリスの姿を見ることができる。
【感想】
アリスが日々悩みながら、必死に前に進もうとする姿に勇気づけられる。本当にこのままでいいのか?自分の人生について考えさせられる映画。彼氏に依存して、本当の自分を見失ってしまっている女性に観てほしい。
また、この映画には複数の女性達が登場する。彼女達も様々な悩みを抱えており、苦しみながらもそれぞれの人生を進んでいく。
人生に迷ったとき、疲れてしまったとき、この映画がヒントになるかもしれない。何もかもを取っ払って自分自身と向き合うとき、私には何が必要なのか、本当に求めているものは何なのか、自然と見えてくる気がする。

ワタシが私を見つけるまで
8

アラサーが共感しまくりの庶民派SEX AND THE CITY!!

30代以上の独身女性なら「ウンウン」と思わずうなずいてしまうほど、共感しまくりの映画、「ワタシが私を見つけるまで」。

彼氏と距離を置いたつもりが振られてしまう主人公アリスや、好きで独身を謳歌するフリをするメグ、毎晩違う男とパーティーを楽しむロビン、そして婚活に一生懸命だけどなぜか空振りするルーシーの4人の女性がそれぞれの幸せを見つけていくストーリー。
一見、『SEX AND THE CITY』のような雰囲気も感じますが、SEX AND THE CITYがセレブならこちらは庶民的な感じ。舞台はNYですが、どこにでもいるごく平凡な女性たちの恋愛における心の葛藤が描かれています。

この映画の面白いところは、歯に衣着せぬロビンの物言い!彼女の自由で誰からも縛られない心が、独身ってこんなに楽しいものなのか!と気付かせてくれます。
時に男の理不尽さに呆れながらも切ない気持ちになったり、アラサー独身女性が抱える悩みユーモアたっぷりに描かれたこの作品は、恋に仕事に一生懸命、だけどなぜかうまくいかないと、悶々とした日々を過ごす女性にぜひ見てほしい作品です。

観終わった時には、幸せの形は人と違っていいし、誰もが結婚や出産をしなければいけないわけじゃない。シングルならシングルなりの、今を楽しむためにワタシは私でいい、ときっと晴れ晴れとした気持ちに変わっていることでしょう。