多様なジャンルと魅力的な歌詞で心打たれるバンド
sumikaは、片岡健太(ボーカル)、黒田隼之介(ギター)、荒井智之(ドラム)、小川貴之(キーボード)のメンバーで構成された4人組ロックバンドです。
キャッチーで温かみのあるメロディと深い歌詞が特徴。また、なんといってもジャンルの幅広さ。ポップからバラード、ロックとさまざまな楽曲を作成しており、とにかく飽きずに楽しめます。
ボーカル片岡健太の透明感ある歌声は、力強くも時に切なさを表現し、聴いていると心に染みるときが多々あります。
代表曲である「フィクション」や「ファンファーレ」は、アニメの主題歌としても使われており、幅広い層からも人気を得ています。
sumikaの音楽は、その時の感情や状況を見つめ直すきっかけを与えてくれたり寄り添ってくれたりします。上述した有名曲はもちろんですが、「アルル」や「オレンジ」といったマイナー曲も例外ではありません。特に「アルル」の「無力と微力の違いをお守りにして」や「靴紐結んだ両手を信じたら雑音は消えるよ」という歌詞には、頑張っている人の背中を押してくれるsumikaらしい深みのある表現となっていて感銘を受けました。本当に「生活のBGM」としてピッタリだなと思います。
また、ライブも大きな魅力の1つ。エネルギッシュかつ一体感のあるパフォーマンスは観客を巻き込み一体感を生みます。