アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(Avengers: Infinity War)」は2018年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。マーベル・スタジオ製作。2008年の『アイアンマン』から続くマーベル・シネマティック・ユニバース作品の第19作目にして集大成となる「アベンジャーズ」シリーズの第3作。
シリーズ最大のスーパーヴィランのサノスとの闘いが描かれる。舞台は全宇宙のあらゆる場所で、シリーズで最もスケールの大きい闘いが展開。
現在、世界で史上最も成功したスーパーヒーロー映画。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity Warのレビュー・評価・感想

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War
10

シリーズの集大成、ご褒美映画

20作以上にも及ぶシリーズの作品の集大成ともいうべき映画でした。長きにわたってMCUシリーズのファンとしてしっかりと全ての作品を拝見してきた私をよろこばせる様な細かな演出が随所に潜んでおり、その演出に気づくたびに思わず声をあげてしまいました。また、映像も非常に先進的で戦闘シーンはこちらの期待を超えてかっこ良く仕上げられていました。さらにヴィランのザノスも純粋な悪ではなく、ザノス自身が信じる正義を実現すべく、まっすぐ純粋に突き進んでいたのです。そのため、憎むに憎みきれないようなキャラクター設定、ストーリー展開となっていました。そしてこの映画が何より衝撃的、かつ1つ上の次元の作品に昇華させているのは最後にザノスが自信の野望をその圧倒的強さでもって実現しているということです。その結果かつて他の映画で主役を務めていたようなキャラクターがあっけなくチリとなってしまいました。個人的に大好きであったドクターストレンジやスパイダーマンまで消えてしまい、次回作のエンドゲームは主要キャラクター半分で、状況もかなり絶望的な中、これを本当にひっくり返せるのかと不安と想像がかりたてられるばかりです。MCUシリーズの映画全てをみてからみることを強くお勧めします。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War
6

タイトルなし

今年4月に公開されたアベンジャーズシリーズ同タイトルの第3作目にあたり、MCU作品これまでの10年間の集大成にあたる大作です。
6つ揃えると全宇宙を支配で生きる力を発揮できるインフィニティストーンを本格的に手に入れるため最強のヴィラン・サノスが遂に動き出し、アベンジャーズが総力を挙げて阻止しようとしますが、衝撃の事態に…!
本作では集大成でもあり、それまで単独作品で展開していたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやドクター・ストレンジ、更にはシビルウォーのデビューし単独作品を終えたばかりのブラックパンサーやMCU版スパイダーマンも加わり、第1作目の6人だった頃が懐かしく思えるほどの(笑)最多数のヒーローが集結する豪華共演となりました。
一方で本作はこれまでMCU世界で暗躍してきたサノスの人物像が本格的に描かれ、自身なりに宇宙の均衡を保とうとする新年と親としての情愛を持っていたりと単純な悪党とは言えないキャラクターになっていてある意味サノスが主役の映画とも言えます。
本作は初合流したメンバーも多く、ヒーロー同士の掛け合いは楽しかったのですが、サノスの猛威によって、ロキやヘイムダル、ガモーラと言った馴染みのキャラクターの0多くが命を落とし、長年MCUを見続けてきたファンには辛い展開になっていて、最終的にはサノスの目的は達成され、宇宙の生命の半数の消滅が始まり、アベンジャーズの仲間の多くが消えていく、バッドエンドになっていてショックをを受けたファンも少なくはないと思われます。
来年公開の「アベンジャーズ4」は決着編となるらしく、それまでが長い(苦笑)。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War
10

映画史に残る「無限の戦争」

マーベル・シネマティック・ユニバースの本気を見た。
2008年の「アイアンマン」から始まったマーベル・シネマティック・ユニバースは、現在フェイズ3まで来ている。
インフィニティー・ウォーはその1つの区切りとなる作品だ。出てくるヒーローは30名以上とも言われ、これまでのマーベル作品がここで1つに合流する。
この作品の何がすごいかというと、もちろん全ての作品が混じり合うお祭り的な作品であると同時に、これまでの映画に出てきた伏線を回収しながら、矛盾点なく一つの話としてまとまっている点だ。正直、他の作品を全く見たことがないという人が十分に楽しめるかどうかは分からない(もちろん見たことが無くても迫力ある戦闘シーンを始めとして楽しめる部分はある)。しかしマーベル・シネマティック・ユニバースのファンだという人にとって、これは1つの映画を超えた、芸術作品だ。
もちろん魅力は沢山あるが、私が1つの挙げるとするならば、敵役のサノスだ。ただ単なる悪役として描かれているのではなく、彼には彼なりの正義があり、その目的を達成するために一途に行動しているのだ。この作品。見た人なら分かるだろうが、主役は彼と言っても過言ではない。
そして映画史に残る衝撃のラストは…

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War
10

絶対見た方がいい!!

GWに時間があったので一人で鑑賞。
これまでのアベンジャーズシリーズはTVで放送があった時に、見たりみなかったりでした。
ですのであまり知識がない状態でしたが、周りの友達の評判がよかったので騙されたつもりで見に行きました。
3時間近くあると聞いて、Lサイズのポップコーンを持って入りましたが、冒頭10分で引き込まれ、いつもなら食べ終わるポップコーンが半分くらい残ってしまうほど見入ってしまいました。
最初からいきなりラスボスが出た!というくらい強い敵ばかり出てきて、でもヒーロー側も反則じゃない?っていうくらいメインキャラクターが出てきます!
監督のツイートで誰か主要人物が死ぬようなことをほのめかしていたので、誰がいなくなるのだろうと、そわそわしていましたが、まさかの半分以上のヒーローが映画終盤にはいなくなってしまいました。
しかも、ラスボスを倒してめでたしめでたし、で終わるかと思っていましたが、まさかの悪役が勝って、ヒーローが死んでおしまいでした。
でも終始ある戦闘シーンのおかげか、なぜか終わる頃には爽快感があり、また見たい!とか友達にすすめたくなる映画でした!
これまでのマーベル作品を全て見たくなったと同時に、来年?の続編も楽しみです!!

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War
9

期待以上、ただこの状態で1年待てと!?

待ちに待ったアベンジャーズの集大成その1。ついにサノスと対峙することになったアベンジャーズ。登場するヒーローが多いだけに、それぞれの活躍があるのかちょっと心配していましたが、きちんとみんな個性を出して活躍していました(全員とは言いませんが)。前後編ではない、と監督さんはおっしゃっていたようですが、基本的に続き物になっています。というよりも、なっていないと困る!
ここまでMCU作品をずっと追いかけてきた私としては、結末はともかく、本当に期待以上の内容でした。MCU作品を全て見ていないとわからない、ということはありませんが、多くを見ている方がやはり楽しめます。アイアンマン、アベンジャーズ、アベンジャーズ2、マイティソー1、マイティーソー3、キャプテンアメリカシビルウォー、ガーディアンズオブギャラクシー1と2あたりは見ておいた方がいいかもしれません。
ただ全く見ていない方でも、キャラクターの設定をだいたい把握してから行けば問題なく楽しめると思います(ハルクは怒ると変身しちゃう…など)。
物語もよくできています。ただ基本的にバッドエンドです。そしてとても辛い内容です。キャラクターに思い入れがあったせいか、何度も涙ぐんでしまいました。
そうは言っても、いたるところに笑いが盛り込まれていて、思わず映画館のお客様が声をあげて笑ってしまう場面もありました。そしてヒーローたちの活躍はこれまでのどの作品よりもかっこよく、大興奮でした!
これからどうなっちゃうの!?という期待と不安を残したまま終わります。1年待たされるのだけが不満です。