映画史に残る「無限の戦争」
マーベル・シネマティック・ユニバースの本気を見た。
2008年の「アイアンマン」から始まったマーベル・シネマティック・ユニバースは、現在フェイズ3まで来ている。
インフィニティー・ウォーはその1つの区切りとなる作品だ。出てくるヒーローは30名以上とも言われ、これまでのマーベル作品がここで1つに合流する。
この作品の何がすごいかというと、もちろん全ての作品が混じり合うお祭り的な作品であると同時に、これまでの映画に出てきた伏線を回収しながら、矛盾点なく一つの話としてまとまっている点だ。正直、他の作品を全く見たことがないという人が十分に楽しめるかどうかは分からない(もちろん見たことが無くても迫力ある戦闘シーンを始めとして楽しめる部分はある)。しかしマーベル・シネマティック・ユニバースのファンだという人にとって、これは1つの映画を超えた、芸術作品だ。
もちろん魅力は沢山あるが、私が1つの挙げるとするならば、敵役のサノスだ。ただ単なる悪役として描かれているのではなく、彼には彼なりの正義があり、その目的を達成するために一途に行動しているのだ。この作品。見た人なら分かるだろうが、主役は彼と言っても過言ではない。
そして映画史に残る衝撃のラストは…