ぼくたちは勉強ができない / ぼく勉 / We Never Learn

ぼくたちは勉強ができない / ぼく勉 / We Never Learn

『ぼくたちは勉強ができない』とは、 2017年より『週刊少年ジャンプ』で連載された筒井大志の漫画である。2019年には第1期・第2期とアニメ化もされた。主人公で凡人出の秀才・唯我成幸が、得意分野では天賦の才能の恵まれるも、希望する進路に必要な科目はとことん苦手な、緒方理珠・古橋文乃・武元うるか、3人の教育係に任命され奮闘する。一ノ瀬学園OGで浪人生の小美浪あすみと、一ノ瀬学園教師で理珠と文乃の初代教育係でもある桐須真冬も巻き込み、5人のヒロインと大学合格を目指していく学園ラブコメディー。

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ジャンプの歴代ヒロインまとめ

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ぼくたちは勉強ができないの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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ゼロの使い魔(ゼロ魔・ゼロ使)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ゼロの使い魔』とは、MF文庫Jから発売された、ヤマグチノボルによるライトノベル。漫画、アニメ、ゲームなど様々なメディアミックスを果たした人気作品で、ヒロイン役を演じた声優・釘宮理恵の出世作としても知られる。執筆中にヤマグチノボルが逝去したため、プロットを伝えられた別の作家により完結した。略称は「ゼロ魔」、「ゼロ使」。 高校生の平賀才人は、ある日異世界ハルケギニアに「使い魔」として召喚されてしまう。彼を召喚したのはルイズという落ちこぼれの魔法使いで、才人は彼女と共に様々な冒険を繰り広げていく。

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ぼくたちは勉強ができない / ぼく勉 / We Never Learnのレビュー・評価・感想

ぼくたちは勉強ができない / ぼく勉 / We Never Learn
10

がり勉主人公と、ある科目では天才と呼ばれる少女。 でも、どちらも自分が天才だと言われている科目とは違う分野が勉強したくて…?

よくある少年漫画のラブコメかと思いきや、一味も二味も違う。

まず、エロの要素がほとんどない。もちろん少しは描かれることがあるが、それはあくまでも話の流れとして仕方のない部分だけであり、他の漫画のような露骨なエロ描写はほとんどない。

次に、主人公が非常に頑張り屋。よくある少年漫画のラブコメでは「なんだかぼんやりとした主人公が可愛い女の子たちにモテる」という謎の現象がおきがちだが、この作品においてはそれがない。これだけ頑張っているのだから、モテるのも当たり前だよね、と思わせる説得力がある。

また、単純に女の子たちが可愛い。ラブコメ漫画でありがちなのが、「それ、どの女の子でも同じじゃない?」というような感じ。
どれもこれも似たような見た目で、性格だけがちょっと違うというようなものが多い。だがこの作品では、性格も容姿も異なる。
世の少年たちは、「俺は○○派」という派閥で論争になること間違いなしだ。

最後に、エンディングが分岐する。ラブコメ漫画では、結局「誰か1人とお付き合いをして終わり」か、もしくは「誰ともくっつかずに終わり」というようなものが多いが、この作品では「もしも○○とくっついていたら」というストーリーを全員分描く。
そのため、ファン同士の争いが起きないのも魅力だ。

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7

ラブコメを含む受験生の希望として

三年に入り推薦が決まる主人公ですが、その条件として三人の教育係を学園長から命じられる。うち二人は各分野において天才とまでうたわれた少女たちだが希望進路は才能とは真逆の方向を目指す。もう一人の少女も推薦をもらうも学力(英語)が壊滅的であり、本来ならば希望を諦めさせ才能に沿った道を選ばせるところだ。しかし、少女たちの努力の跡を目にし、かつて出来なかった自分を重ね教育係として物語は始まる。
学校の勉強に役立つ知識が稀に入るのでとても読みやすい。才能とは何か、自身のしたいことへの葛藤、自身が目指していたものは何なのか、目指した先にある失敗談、才能があるからこその悩み、できなかったことへの苦悩。それぞれが本気になり自分のやりたいこと目指すものに対して進んでいくところに惹かれます。受験という人生の岐路となるこの瞬間で輝く恋物語に目が離せなくなります。出来ないところから始めても、諦めなくても構わないということを教えてくれる作品です。
アニメ化もしており、作画も安定し声優陣もキャラにあった人選となっており、ギャグを交えながらもきちんと勉強し正しく努力すれば、それに伴う結果はついてくると思わせてもらえる内容です。

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10

全員が勝利者

このラブコメをお薦めする最大の理由は「全員が勝利者であり敗者を作らなかった」ということです。
主人公に惹かれる5人のヒロインが存在しますが、1人目のヒロインとの結末が描かれた後に残りのヒロイン1人ずつとのルートが少し時系列を遡って開始されて、合計5人分のルートが描かれ、5人とも主人公と結ばれます。
この手法は批判する人もいますが、私は大変高く評価します。ラブコメにおいて複数ヒロインがいれば、最終的には勝者と敗者が生まれます。「失恋が必ずしも敗北ではない」とか「失恋をバネにして人生に前向きに立ち向かうようになった」とか、色々と言い様はあります。しかし、ハッキリ言ってしまえば主人公と結ばれた者が勝者で残りは敗者です。
人生においては、失恋したとしても人生そのものを投げ出す訳にはいかず、何かに打ち込んで傷を癒すなり新しい誰かとまた恋愛関係を作ったりするでしょう。
ですがラブコメはコメディでありエンターテインメントであり、作者がコントロール可能なものです。この漫画の作者は、5人のヒロインたち全てに「主人公と幸せに結ばれるルート」を作りました。作者がコントロールできる範囲で自分の描いたキャラクターそれぞれを幸せにしたことは、極めて高く評価するポイントです。
ケチケチせずに幸せの大盤振る舞いを描いてくれ、誰しもを勝利者にしてくれたラブコメに、私は最高の賛辞と感謝の意を述べます。

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10

ここまでバランスいいラブコメは見た事ない!

ここ数年マンガを色々読んでいる中で、ここまでハマったものはなかったので紹介します。
推薦入学を条件に美女の天才二人を指導することになる主人公は、とってもお人好しで我慢強い愛されるキャラクターです。そんな彼が一生懸命教えているうちに、皆どんどん彼に惹かれていきます。途中参加で出てきた褐色系元気美少女のうるかは、中学の頃から彼に惚れているという設定で、三者三様の恋模様が展開されます。
文系の天才文乃は、“徐々に惹かれていくものの、友達の恋を優先したいと葛藤する女の子”、理系の天才りずは、“恋というものがまだなんだか分からない手探り状態な女の子”、そして体育系うるかは、“恋する乙女なのに一歩踏み出せない臆病な女の子”。
それぞれの持ち味が大変上手に機能しており、嫌味のないさわやかな作品に仕上がっています。さらに最近では予備校で知り合った先輩や、敵対していた教師とも恋愛的に距離を縮めており、最終的に誰とくっつくのか読者の誰にも予想がつかない状態に。これがまた今までのラブコメとは一風変わった面白さを出しているのです。
超おススメなのでぜひ手に取ってみてね。

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