がり勉主人公と、ある科目では天才と呼ばれる少女。 でも、どちらも自分が天才だと言われている科目とは違う分野が勉強したくて…?
よくある少年漫画のラブコメかと思いきや、一味も二味も違う。
まず、エロの要素がほとんどない。もちろん少しは描かれることがあるが、それはあくまでも話の流れとして仕方のない部分だけであり、他の漫画のような露骨なエロ描写はほとんどない。
次に、主人公が非常に頑張り屋。よくある少年漫画のラブコメでは「なんだかぼんやりとした主人公が可愛い女の子たちにモテる」という謎の現象がおきがちだが、この作品においてはそれがない。これだけ頑張っているのだから、モテるのも当たり前だよね、と思わせる説得力がある。
また、単純に女の子たちが可愛い。ラブコメ漫画でありがちなのが、「それ、どの女の子でも同じじゃない?」というような感じ。
どれもこれも似たような見た目で、性格だけがちょっと違うというようなものが多い。だがこの作品では、性格も容姿も異なる。
世の少年たちは、「俺は○○派」という派閥で論争になること間違いなしだ。
最後に、エンディングが分岐する。ラブコメ漫画では、結局「誰か1人とお付き合いをして終わり」か、もしくは「誰ともくっつかずに終わり」というようなものが多いが、この作品では「もしも○○とくっついていたら」というストーリーを全員分描く。
そのため、ファン同士の争いが起きないのも魅力だ。