フィフス・エレメント / The Fifth Element

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フィフス・エレメント / The Fifth Elementのレビュー・評価・感想

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フィフス・エレメント / The Fifth Element
7

ゲイリーの悪役が

レオンで、悪役をし、それで今回の映画でも悪役で参加しています。今回悪役の武器商人は、怖いのは怖いのですが、どこか間抜けです。はげが髪の毛伸ばして隠しているような髪型だし、エレメントを手に入れようとして空っぽをつかまされて、また空っぽだと泣いています。ゲイリーってコミカルなものも似合うなあと思いました。でも、怖いところもあって、「知ってる」と言うのに失敗したらすぐ殺しちゃうし。その時も冷静で怖いです。お話は、ちょっとよくわからないところがあるし、趣味全開の場面もあると思います。でも、面白いです。私の中で、ブルース・ウィリスってカッコよくもなんともないのですが、声がすごくセクシーなので、かっこいい役をしてもいい役者なのかもしれません。ただ、衣装がいただけなかったと思います。おっさんが着る服ではありませんでした。まあ、本作の映画の衣装は総じておかしいので、それでブルースを責めち可哀そうですね。そう考えると、ゲイリーも年なのに、どんな服でも似合うなあと思いました。ヒロインのリールーですが、彼女の衣装もひどいし、TMRとかぶっちゃって悲惨でした。演技自体は生まれたて感があってとてもよかったと思います。ながら見で楽しい映画です。

フィフス・エレメント / The Fifth Element
6

リュック・ベッソンっぽい

リュック・ベッソンが好きなことしたって感じの映画です。少女っぽいヒロインが好きだし、敵は変な髪型の武器商人だし、オペラ歌手のところとかいるかなって感じです。でも、まあまあ面白いです。ヒロインは出来たばかりの生命体なので、何も知らずそういうところが男の人の庇護欲をかきたてるのかなと気持ち悪く思いました。格好がまた、テープを巻きつけただけの格好で個性的でその後みんなに真似される感じです。お話の筋はしっかりはしているのですが、よくある話だし新鮮味はないです。だから、キャラクターを楽しむ映画かもしれません。前述した髪型の変な敵はゲイリー・オールドマンがやっているので、コミカルでありながらところどころ怖いです。もう失敗しないといった宇宙人を銃でぶっ放したり狂ってます。まあ彼自身、誰かの使いだったんですけど。ヒーローはブルース・ウィリスです。彼は体つきは男の中の男って感じですけど、声が繊細な感じで優しげなので、モテるのわかるなって感じです。でも、あんまり未来の服が似合ってません。もっと普通の格好でいいのにと思いました。あと、ヒロインのことに詳しいじいさんとかオカマ?のラジオDJとか面白い人が続々なので見て損はないと思います。

フィフス・エレメント / The Fifth Element
7

精巧に作られたSFエンターテイメント大作

リュック・ベッソン監督が長年温めてきたアイデアを映画にした作品です。細部までこだわった未来都市のデザインや、ジャン=ポール・ゴルチエが手がけた衣装など、斬新でクールな映像に引き込まれます。そのエッジの効いたスタイリッシュな世界観には、90年代のカルチャーが色濃く現れています。

特に衝撃的なのは主演のミラ・ジョボビッチ演じる、リールーの美しさ。至高の存在として現れた彼女はまさにパーフェクトな佇まいでした。燃えるようなオレンジ色の髪に、体のラインにぴったりとした衣装が、モデル出身の抜群のプロポーションを際立たせ、観る者を圧倒します。そして頭脳や身体能力が人間よりも遥かに高いという高度な生命体でありながら、悲しみや孤独を感じ、愛を求めるという脆さも持ち合わせており、このキャラクターを魅力的なものにしています。また、ミラ・ジョボビッチとベッソン監督がプライベートで恋愛関係にあったことも話題となりました。

リールーのキャラクターだけではなく、他の登場人物も濃いキャラクターが揃っています。ブルース・ウィリス演じる元軍人のタクシー運転手、ゲイリー・オールドマン演じる個性的な悪役、クリス・タッカー演じる超騒がしいラジオパーソナリティーなどなど、まるでコミックの登場人物のようなキャラクターばかりで楽しめます。ストーリーにはそれほど深みがあるわけではありませんが、愛をテーマにした美しい作品です。

フィフス・エレメント / The Fifth Element
4

キャストが豪華な割にはマイナーな映画

ブルースウィリスやゲイリーオールドマンなど豪華なキャスト陣にもかかわらず、なぜかマイナーな映画です。周りの人に聞いてもタイトルすら聞いたことが無い方が多い作品です。
内容は、他のブルースウィリス主演映画同様どこかで見た感が否めないハデハデなアクション。まぁSFではありきたりな感じです。
地球を襲うエイリアンの目的も良くわからないし、プロローグでのいろいろなやり取りも何のこっちゃか分からない、というか、それいる?って感じです。とにかく色々とさっぱりわからないまま進んでいくのですが、もっともよくわからなかったのは宇宙船撃墜でほぼ消滅したヒロインが蘇生装置で元通りになるところ。その技術があればなんでもありすぎて、緊張感が…(物語中盤で氷付けにしてしまった元上官とそのお連れの方も、その装置で治るのかしら?)
色々と突っ込みどころはありますが、ゲイリーオールドマンの変態的なキャラは見ていて引き込まれるし、ヒロイン役のミラジョヴォヴィッチが初々しく超カワイイので古い映画好きの方には見て損はないと思います。