ズートピア / Zootopia

ズートピア / Zootopia

『ズートピア』とは、2016年にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオより公開されたアニメーション映画。第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞作品。肉食動物と草食動物が共に暮らす大都会ズートピアを舞台に、新米警察官のウサギのジュディ・ホップスと、キツネの詐欺師ニック・ワイルドの2人が、連続行方不明事件を解決するために奮闘するメディ・アドベンチャー。作品のテーマとして人種差別などの社会問題が描かれている。

ズートピア / Zootopiaのレビュー・評価・感想

ズートピア / Zootopia
7

野生動物、希少動物の個性がユーモアたっぷりのコメディに!

うさぎ、狐、象に、ナマケモノ、野生動物や希少動物として人間に扱われているアニマルたちが個性豊かにキャストに並ぶので面白い映画です。アニマルの社会ではうさぎの婦警さん、ナマケモノである窓口係、毒づく狐などが社会的役割を持って社会が構成されている世界観は動物好きには楽しいはず。
ズートピアのキャストはただの動物ではない、ブラックユーモアに長けているゆえに大人こそが異世界への興味と共に共感を得られます。たとえばうさぎの婦警、彼女は可愛いと言われおちょくられることを嫌う、立派な精神を持ち、ちょいワルの狐とやりあうことができる取引もお手の物。つまり一筋縄にはいかない、ちょい悪にも向かってゆくことのできる、所謂、仕事ができるうさぎ婦警。そんなうさぎ婦警の、悪にへこたれない精神を見て清々しい気持ちになります。そんなキャストの個性が光っている映画。もしも人間社会であれば、若さゆえ、無知ゆえ、世間知らずのお嬢様で片付けてしまっているところを、人間社会の複雑さから逃れて、ありのままにエンジョイできる世界がズートピアの魅力。ストーリーはもちろんのこと、キャスト同士のやりとり、個性がみどころです。

ズートピア / Zootopia
9

映画「ズートピア」の魅力を解説!

私が大好きなディズニー映画「ズートピア」の魅力をお伝えしていこうと思います。主人公のウサギ、ジュディ・ホップスが立派な警察官を目指し、様々な困難に立ち向かっていくお話です。"誰でもなんにでもなれる"というズートピアに上京し、ウサギ初の警察官として仕事を始めるジュディですが、思い描いていたものとはかけ離れた、駐車違反の取り締まりという仕事を任されてしまいます。しかし、ジュディは諦めずに困っている人を助けようとします。そんなジュディの姿に元気をもらえますし、応援したくなってしまいます。また、詐欺師であるキツネのニック・ワイルドも好きなキャラクターです。はじめはジュディを騙しますが、ジュディの事件解決を手伝う中で、本当は心の優しい、友達思いな一面を見せます。度々ジュディの前で見せる表情も、何とも言えず愛おしいです。そして、ズートピアはストーリー自体がとても面白いです。子供向けの作品であるにも関わらず、ストーリー展開がしっかりしていて、予想外の展開に驚かされます。登場するキャラクターも個性豊かで、可愛らしいです。映像もCGを使用しているのでとても綺麗ですし、臨場感が楽しめハラハラ・ドキドキしながら見ることが出来ます。お子さんがいる方も一緒に楽しめる作品です。

ズートピア / Zootopia
9

動物たちが現実の動物っぽい

とても面白かったです。動物の種類ごとにその動物らしいところがあって、動物好きにも楽しい映画だと思います。ネズミの街があったり、特急列車のドアが大、中、小があって、それぞれから大きさの違う動物が出てきたり、現実の動物たちに限りなく近い動物の街って、今までなかった気がします。人間でも差別とか偏見とかいろいろありますが、動物の世界でもそういうのがあるんだなと思いました。きつねだから、意地悪だろうとか、そんなこと言われたら、そりゃあ悪の道にも進むよねと思います。子ども向けのアニメだけど、そういう風刺も効いてて面白いなと思いました。キャラクターで、わたしが好きなのは、やっぱりナマケモノかなあ。あのいつでも混んでてなかなか進まない役所というのを、ナマケモノの職員で表すのとかってナイスだと思いました。ベタな演出ですが、やはりあの喋り方とか笑ってしまいます。もちろん、主役の2匹も素敵です。ジョディはかわいらしいし、まっすぐな感じで応援したくなるし、ニックは皮肉屋だけど、優しいし、かっこいいなと思います。2人はすごく気が合ってるみたいでほっこりします。ニックとジョディにはいい相棒としてこれからも活躍して欲しいものです。

ズートピア / Zootopia
9

うさぎときつね

警察官になったうさぎが、動物が仲良く暮らすズートピアで働くことになったら、ここでもやはり偏見があってあまりうまくいかなかったり、自分の偏見に気付かされたりという話でした。最初からうまくいくのかなと思いきや、最初刑事ではなく、駐車違反係に回されたり、他の同僚と違う扱いを受けたり、悲しい思いをします。それでも、ならたくさん違反を見つけてやるとがんばるうさぎはすごいなと思いました。やっぱ、そういう頑張りが大事だよなと思います。ディズニーらしく、夢は叶うだけではなく、現実的なところも描いていて興味深いなと思いました。そして、それが説教くさいとか見ていて辛すぎるとかいうことはなく、とてもユーモラスでおもしろいし、子どもも安心してみれます。それでいて、差別とか思い込みとか考えさせられるんだから、ディズニーは優秀だと思いました。うさぎのホッブスときつねのワイルドのコンビは、恋人とも違う、友人というか仲間というか、対等なかんじでありながら、ワイルドがホッブスを守っていたり、キュンキュンするかんじでした。またこのコンビを、見たいです。また、でてくる動物も、その動物らしさもあってかわいらしいです。ナマケモノの出てくるところなんて爆笑モノでした。

ズートピア / Zootopia
9

ディズニーアニメ定番のドタバタコメディー

『ズートピア』という映画はサファリが都会になったような、動物達が高度な社会で共存する世界での物語です。ミッキーマウスから繋がるディズニー映画の定番的なテーマになっています。2017年にはアカデミー賞も獲得しています。鑑賞後の談話で「この映画の見所はナマケモノだよね」という意見がありました。とにかくスピード重視のうさぎの警察官ジュディ・ホップスとナマケモノの絡みは何度見ても面白いシーンでした。とにかく「夢を信じる」ことを諦めないジュディとキツネで詐欺師のニック・ワイルドのコンビネーションも最高です。ジュディはうさぎなので当然草食動物です。対してズートピアには肉食の動物が多くおり普段は社会的なモラル(コモンセンス)を守って生活しているのですが、隔離施設で秘密裏に研究されているのは、「肉食動物達を野生化させる」というものでした。この一件の真相を突き止めるために、犯人のアジトを突き止めるジュディですが詐欺業で生計を立てるニックとの凸凹コンビは以外にも良い感じで捜査は無事犯人を突き止めるに至ります。そしてラストは警察官として働くジュディにニックが正式に任命されます。ニックは詐欺師という過去を捨て去りジュディの良き相棒として新しい人生を送り始めたのです。ディズニーらしいアニメならではのアクションや世界観が観る人を引きつけるハッピーエンドの物語です。

ズートピア / Zootopia
9

タイトルなし

あらすじは、ウサギの新人警察官と相棒となるキツネ詐欺師が連続行方不明事件を解決していくというストーリーです。ウサギの新人警察官ジュディ・ホップスは間違ったことが嫌いで、困った人がいるとすぐに助けてくれる優しい警察官です。その一方でキツネ詐欺師ニック・ワイルドはお金を稼ぐためには誰であろうと騙すことをする悪い詐欺師ですが、物語の中盤でジュディ・ホップスと連続行方不明事件を一緒に解決していきます。無事に事件を解決して、ホップスは記者会見を開きますが、そこでニックに警察官になることを勧めますが、ホップスのある一言でニックは怒って帰ってしまいます。一旦2人は別れますが、ホップスはニックに謝りもう一度事件を解決することになり、ニックは警察官になるのでした。

ウサギは草食系動物、キツネは肉食系動物で一緒になることのない2人が力を合わせて事件を協力し解決していくというストーリーに感動しました。
ホップスが記者会見を開いた時に、悪気なくニックや肉食系動物に向けて言ってしまった一言がありましたが、謝りまたニックと事件を解決したいという揺るがない意思が素敵だなと思いました。
ズートピアの世界観も小さい動物から大きい動物の生活をしている様子も描かれていて可愛いなと思いました。