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野生動物、希少動物の個性がユーモアたっぷりのコメディに!
うさぎ、狐、象に、ナマケモノ、野生動物や希少動物として人間に扱われているアニマルたちが個性豊かにキャストに並ぶので面白い映画です。アニマルの社会ではうさぎの婦警さん、ナマケモノである窓口係、毒づく狐などが社会的役割を持って社会が構成されている世界観は動物好きには楽しいはず。
ズートピアのキャストはただの動物ではない、ブラックユーモアに長けているゆえに大人こそが異世界への興味と共に共感を得られます。たとえばうさぎの婦警、彼女は可愛いと言われおちょくられることを嫌う、立派な精神を持ち、ちょいワルの狐とやりあうことができる取引もお手の物。つまり一筋縄にはいかない、ちょい悪にも向かってゆくことのできる、所謂、仕事ができるうさぎ婦警。そんなうさぎ婦警の、悪にへこたれない精神を見て清々しい気持ちになります。そんなキャストの個性が光っている映画。もしも人間社会であれば、若さゆえ、無知ゆえ、世間知らずのお嬢様で片付けてしまっているところを、人間社会の複雑さから逃れて、ありのままにエンジョイできる世界がズートピアの魅力。ストーリーはもちろんのこと、キャスト同士のやりとり、個性がみどころです。