バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard

『バイオハザード7 レジデント イービル』とは、2017年1月26日にカプコンよりPlayStation4、PlayStationVR、XboxOne、PC用に発売されたサバイバルホラーゲームである。行方不明となった妻のミア・ウィンターズを探しているイーサン・ウィンターズを主人公とし、舞台であるバイオハザード化したベイカー邸からの脱出が今作の主軸となっている。

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazardのレビュー・評価・感想

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard
10

本当におすすめです

バイオハザードシリーズを今までプレイしてきましたがバイオハザード7は今まで出てきた主人公たちとは違う全く新しいキャラクターが主人公、そして一人称視点なのでとても新鮮でした。正直これはバイオなのか?とプレイする前までは不安で、本当に面白いのだろうかと疑問でしたが、いざプレイしてみると没頭していました。まさに原点回帰ともいえるホラー作品かと思われます。追われる恐怖、身の毛もよだつ恐怖、胸糞なシーンもありますが、それが一作品で味わえるのはバイオ7の魅力かと思います。
平穏な家庭に突如現れた不思議な少女。この子がもたらしたものは単純な絶望ではなくて、正直嫌いになれないキャラクターかと思います。
幸せな家族と、家族が欲しかっただけの少女。この対のような関係がとても悲しくそして切ないストーリーでした。
このゲームは、愛と家族の大切さを教えてくれ、そして心にグッとくる何とも言えない気持ちにさせてくれました。
完全な悪でもないのかな、とも思います。とてもいい作品でした。
操作も今までにないFPS視点ということで、迫りくる恐怖を、身をもって感じれました。痛々しいシーンももちろんあって、この視点だからこそ感情移入がしやすく没頭することができました。とても良い作品です。

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard
10

とにかく怖い思いをしたいならおすすめ!ホラゲーの金字塔バイオハザード7

2017年1月24日に発売されたバイオハザードシリーズ20周年記念作品第2弾「BIOHAZARD 7 resident evil」
本作ではゲームシステムそのものが大胆に一新されシリーズ物ではあるもののバイオハザードシリーズをプレイしたことがない新規プレイヤーも楽しめる作品となっている。

・大胆なシステム変更 「FPS視点によるVR体験型ホラーゲーム」

日本における代表的なサバイバルホラーとして名を成してきた本シリーズだが、4~6にかけて主体的だった三人称視点によるゲームシステムから大胆にも一人称へとゲームシステムが変更されている。一人称視点による最高の没入感とその中での恐怖体験はホラーゲームの中でも最高峰と言えるものであり、数あるホラーゲームをプレイしてきた筆者でも身の毛がよだつほどの恐怖体験を味わうことができた。

さらにすごいのがVR機器対応だということだ。ゲームでは現実感がなくて楽しめないと思っている方でも、VRを購入することで自分自身が作品内に迷い込んだのではないかと思うほどのリアルな体験をすることができる。

ホラーゲームの新たな可能性を示した本作品、ぜひ手に取って味わってみてはどうだろうか。

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard
8

新生バイオハザード

平凡な生活を送っていた青年男性、イーサン・ウィンターズ。彼は、三年前に突然行方不明になった妻、ミアを探していた。
2017年7月、ミアから「迎えに消えほしい」というメッセージが送られてくる。イーサンはメッセージの情報をもとにルイジアナ州ベイカー農場跡地に辿り着く。
その土地の廃墟となったベイカー邸で妻、ミアと再会を果たすが様子が徐々に不気味に変貌していき、イーサンを殺そうと襲い掛かる。
必死に抵抗をしミアを倒すが、直後背後から何者かから襲撃をされ意識を失ってしまう。
目を覚ましたイーサンが見たものとはおぞましい食事が並ぶ食卓を囲む、ベイカー家の住人だった。
ベイカー家の主人・不死身のジャック、その妻蜘蛛女・マーガレット、トラップに凝り爆弾狂の長男・ルーカス。
不気味な屋敷から何とか脱出を試みるイーサンに、ベイカー家の娘・ゾイという女性から「屋敷から脱出するのに協力する」という電話がかかってくる。
様々なBOWと対峙しトラップを潜り抜け、無事イーサンは妻・ミアと共にベイカー邸から脱出することができるのか。
そして狂気に満ちたベイカー家の住人の目的とは…。
FPS視点になっており臨場感がより一層味わえるサバイバルホラー。

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard
7

シリーズ史上最も怖いバイオハザード作品

1人でプレイすることをお勧めしません。誰かと、夜、真っ暗でプレイするべき作品です。これまでのバイオハザードのような銃撃戦を楽しみたい方には物足りないかもしれませんが、純粋にホラーゲームを楽しみたい方には是非プレイしていただきたいです。これまでのシリーズとの接点はほぼありませんので、「バイオハザードを始めてみたいけど、ストーリーが分からない」という方でも入りやすいと思います。ストーリーは非常に分かりやすく、妻と一緒に不気味な屋敷から脱出するというものですが、一人称視点がそれを困難にさせます。自分の背後が見えないというだけで、こんなにも怖いゲームになるのかと驚きました。それを可能にしているのがグラフィックデザインです。閉じ込められた屋敷は広く、薄暗く、不気味です。屋敷内はゴミや得体のしれないものが散乱しているので、食前・食後のプレイは避けるべきでしょう。また、これまでのシリーズの主人公が警察官や軍人だったのに対して、今作では一般人のイーサンがプレイヤーの化身です。扱える武器は限られており、格闘も常識の範囲内なので、よりリアルに感じられます。バイオハザード名物の謎解きも納得のいく難易度でしたが、一部初見では攻略が難しい場面があるので、攻略サイトを見るのも手でしょう。誰かと相談しながら謎解きをして、驚いて、戦って。一度自分でクリアしてから友達のプレイを横から楽しむ、というのも面白いかもしれませんね。

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard
7

バイオシリーズで新感覚の恐怖が楽しめます!

今までのバイオハザードとは一味違うテイストです。従来のゾンビに慣れてきたレオンやクリスなどの主要人物たちとは打って変わり、こちらから顔の見えないイーサンという一般男性が主人公です。彼は妻を亡くし、ある時当然送られてきた彼女が生存しているかもしれないという情報を頼りにとある屋敷に向かいます。
そのため、銃火器を装備しどこかアクション要素が強くなっていたバイオに比べて緊迫感が増しました。謎の多い状態や暗い屋敷からのスタートという点では、どこかバイオハザードの原点に立ち返るようです。
しかし、今回は新たに丸腰の人間が薄暗い中で敵から逃れることが多く、ホラー感が強くなりました。前作までのバイオハザードに慣れている方は、ホラー要素に期待して良いでしょう。一から情報を集めていくので序盤は謎多い電話や車椅子の老女などが不気味ですし、FPS視点のみということもあり臨場感があります。
そのような点では、新たに追加されたビデオテープに映る過去の人物を動かすという初めてのギミックもいい味を醸しています。クリーチャーから逃げまわるストーリー上のミニゲームですが、丸腰の人間を動かす分かなりスリリングです。とはいえ、ウィルスの話などは今までのバイオハザードを引き継いでおり、斬新な設定ながらも丁寧なストーリー構成が伺えます。

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard
10

原点回帰!

バイオハザード7はまさに原点回帰と言える作品だろう。バイオハザードシリーズは一通りプレイしてきたが、近年の作品はアクション色が強い。アクションゲームとしてはとても面白くやりごたえがあったが、一番最初の作品「バイオハザード」をプレイしてバイオハザードシリーズにはまった私としては、あの館を進むだけで怖いという感覚、弾丸の数にも注意を払い前に進むという緊張感が好きだった。このように考えているバイオハザードファンは多いと思う。そこで登場したのがバイオハザード7だ。バイオハザード7は一番最初の作品バイオハザードのように進むだけで怖いという作品になっている。また画質が大幅に向上したため怖さも大幅に増加した。登場人物も狂気溢れており追いかけられるシーンなどまさに手に汗を握る。物語は館に住む頭のおかしい家族にまつわる話であるがなぜそのようになってしまったかが徐々にわかってくる。ただ怖いだけではなくストーリーとしても良くできておりとても面白い。裏には人間味あふれるがために起こってしまった悲劇が隠されており泣けた。やはりバイオハザードは近年のようなアクション性を重視したゲームではなくホラー生を重視するべきだと改めて思った。

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard
9

人が感じる様々な恐怖の形が襲い掛かるホラーゲーム

バイオハザードといえば、初代プレイステーションから続いている人気ホラーゲームであり、ハリウッド映画にもなっていることから知名度もかなり高いシリーズです。
タイトルであるバイオハザード7 レジデントイービルですが、バイオハザード(生物災害)は日本版のシリーズタイトルで、レジデンドイービル(内に潜む悪)は国外版シリーズタイトルでした。
今作で日本版、海外版ともに両方がタイトルに含まれているのは、生物災害と内に潜む悪という要素がどちらも強く反映された内容だからに他なりません。

ゲームは主観視点のため、プレイヤーは操作している主人公イーサンの顔を見ることがほとんどできず、背後などから近づかれた場合に気付くのが難しくなっています。

イーサンが初めて戦う脅威は、行方不明だった妻ミアでした。
イーサンは普通の人間のはずでしたが、ミアとの戦闘でイーサンは腕を切り落とされても大きなホチキスで留めるという乱暴な処置だけで以前のように動かせるようになったり、回復薬を左手にかけるだけで大怪我から回復するなど不可思議な変化が起こります。

その後、脅威となるベイカー家の住人たちは、それぞれ直接的な暴力、不快を覚える恐ろしい虫の大群、張り巡らされた罠といった異なる形で襲いかかります。

相思相愛であるはずの妻の錯乱、暴力、不快、緊張、自身の理解不能な変化という様々な恐怖を与える本作は、言葉を話さぬゾンビに襲われるのとは異なる恐怖を感じさせられます。