THE BAWDIES / ザ・ボウディーズ

THE BAWDIES / ザ・ボウディーズ

「THE BAWDIES(ザ・ボウディーズ)」とは、2004年に結成されたボーイズバンドである。メンバーはROY、TAXMAN、JIM、MARCYの4人。2009年に『THIS IS MY STORY』でメジャーデビューした。2010年にリリースした2枚目アルバム『THIS IS MY STORY』は、CDショップ大賞を受賞。しかしその年に交通事故のためため5公演を延期することになり、ライブの雰囲気を変える転機となった。

THE BAWDIES / ザ・ボウディーズのレビュー・評価・感想

THE BAWDIES / ザ・ボウディーズ
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THE BAWDIES

4人組のロックバンドで、学生時代のメンバーで結成されました。メンバーはROY(Vo&Ba)、TAXMAN(Gt&Vo)、JIM(Gt&Cho)、MARCY(Dr&Cho)で、メジャーデビューは2009年です。
THE BAWDIESのセールスポイントは全編英語の曲と、メインボーカルのROYがシャウトする歌声です。
英語の曲と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、のりやすいメロディの曲が多いのと、1曲の時間も比較的短い(2分~3分台)ので、英語でも気軽に聞けます。
それと、THE BAWDIESの魅力の1つはLIVEです。曲も歌声ももちろん素敵ですが、シャウトする歌声とは全く違ったROYのトークが人気の1つでもあります。
少しでも気になった方はYouTubeで曲と歌声を聞けるので、ぜひ聞いてみてください。
そして、YouTubeで少しでも気になってLIVEに行きたいなと思ったけど、いきなりLIVEに行くとなるとハードルが高いと思われる方におすすめなのは野外フェスです。私も初めてTHE BAWDIESの音楽を聞いたのは野外フェスでした。野外フェスであれば、色んなアーティストが出ているのでTHE BAWDIES以外のアーティストもみることも可能ですし、音楽を聞きながらおいしいご飯やお酒を飲むことも出来ます。
毎年色んな野外フェスに出演しているので、少しでも興味を持たれた方は野外フェスに行ってみて生でTHE BAWDIESの音楽を感じてみてください。

THE BAWDIES / ザ・ボウディーズ
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これぞ絶滅危惧種のロックンロール!

昨今は様々なロックバンドが音楽シーンを賑わせています。ジャンルも多様化し、もはや既存の言葉ではジャンル分けも難しくなり始め、編成も王道の4ピースや3ピースだけでなく、ブラスがいたりストリングスがいたりインストバンドでゲストボーカルを採用していたり。洋楽ではさらにさまざまなサウンドが展開されており、私自身音楽の発展に魅了され続けております。
ですが古き良き時代の音楽も大好きなんです。シンプルなギターサウンドにそれを支えるベースライン、決してテクニックに頼らずだけど表現力のあるドラム。そして何よりバンドの魂のこもったボーカル。
ロックンロールって感情の爆発だって昔の偉い人は言っていたそうです…(根拠なし)。でもそうやって考えるとどんなバンドでも「俺(私)たちがいっちゃんかっけぇんだっ!!!」って胸を張ってればそれだけでロックンロールなんですけどね。なんで基本的にどんな音楽だって好きです。優劣をつける必要があるとは思っておりません。

ですが!そんな私でも皆さんにお勧めしたいバンド、個人的にこれこそがロックンロールでしょって思ってるバンドがあります。それがTHE BAWDIESという4ピースバンドです!全員男でギター×2、ベース、ドラムのシンプルな編成。基本的にBaのROYがボーカルも担いますが、曲によってはGtのTAXMANがボーカルを張ることもあるおっさん手前バンドです!
大好きなこのバンドの魅力を伝えようとすればいくらでも出てくるんですが、シンプルに3点お伝えしたいと思います。

まずは何といってもROYさんのボーカル!
これはとにかく聴いて貰えばわかりますが、日本人離れした力強いハスキー&ソウルフルなボーカルには圧倒されます。曲が全曲英語詩なのもありますが、初めて聞いたときは普通に英国人かと思いました。その歌い方を真似しようとして声が出なくなったこともあります(笑)
これは本当に聴いていただくのが何より早い!

二点目はバンド全体で作り出す曲がとにかくかっこいいことですね!
ギターの二人もめちゃうまいのですがギターソロや前述のボーカルに頼るのではなく、すべてのパートの細部までロックンロールのカッコよさが詰まっているように感じます。自分の気分次第で同じ曲でも全く違う聴こえ方がしてくるので、どれだけ聞きこんでも飽きません!
ハイテンポの曲だけでなくミドルテンポの曲やバラードでもしっかりノレます!

最後はライブパフォーマンスの格好良さ!
CD音源がかっこいいのはそりゃマスタリングしてますからあたりまえっちゃあ当たり前なんですが、彼らはライブでも演奏も歌もハイレベルでこなします!むしろ視覚も加わってより一層魅力的になります。JIMちゃんのギターパフォーマンスは圧巻の一言ですし、縁の下の力持ちMARCYのドラムもかっこかわいいです。そしてROYさんのMC…めっちゃ笑えます。某定番曲に入る前の劇場は最高です。(詳細はぜひライブ会場で)

音楽だけでなくすべての面でロックンローラーでエンターテイナーな彼ら、The Beatlesのにおいをぷんぷんさせてくれる彼らこそ絶滅危惧種のロックンローラーのように感じます。
もし少しでも興味を持った方がいれば、「KEEP YOU HAPPY」「LEMONADE」この2曲を聞いてください!個人的にお勧めです。そこからさらに入り込みたい方はCDやライブをチェック!フェスにもたくさん出ていますよ!いっしょに感情を爆発させましょう!

THE BAWDIES / ザ・ボウディーズ
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これぞロックンロール

2019年11月27日に発売されたTHE BAWDIESのアルバム『Section♯11』が本当に傑作すぎて度肝を抜かれてしまった。2018年に発売したベストアルバムはメジャーデビュー10周年のアニバーサリーにふさわしく、彼らの集大成とも言える名盤であった。
アニバーサリーイヤーにはベストアルバムをひっさげて全国47都道府県をまわるツアーを完走し、バンドとしてさらにパワーを増した彼らが作りあげた新しいアルバムは、まさにベストアルバムを上回る仕上がりとなった。インディーズ時代から数えてアルバムが本作を持って通算11作目となること、さらには2019年がメジャーデビュー後11年目になることにアルバムタイトルは由来している。50年代のロックンロールに影響を受け、その時の初期衝動が今もなお彼らを突き動かしているのだろう。ボーカルのROYは80歳になってもロックンロールの素晴らしさを伝え続けていきたいと常々ライブで口にしている。今作ではストリングスやピアノが入った曲も含まれており、本来の彼ららしいロックンロール全開の曲とのメリハリも感じられる。それでいてアルバム全体を通して聞いてみるとやはり彼ららしい何ともロックンロールなアルバムに仕上がっている。聞いていると思わず体が躍り出してしまいそうな作品である。

THE BAWDIES / ザ・ボウディーズ
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ロックンロールを愛し、ロックンロールに愛されたバンド

曲名もバンド名も尚且歌詞も全て英語。本人達のビジュアルを見るまでは、洋楽だと思う人も多いでしょう。
70年代くらいのアメリカとかイギリスとか、外国のアーティストだと思う人が多いと思います。実際は、国籍は全員日本の同級生で構成されたバンド。CDのジャケットや雑誌のインタビュー記事や写真では伝わらない魅力が彼らのライブにはあります。
ステージ衣装はデビュー当時からびしっとスーツ。メンバー全員が割と今流行りの塩顔イケメン系。一見すると”お洒落なバンド”のように見えますが、そのスーツ姿で、汗だくになりながら魂のシャウトをかますライブスタイルにギャップを感じます。そしてそれが魅力です。
またそのライブではVo.ROYのおちゃらけつつ熱いMCや各々個性の強い他のメンバーとの掛け合いも彼らならではの魅力的なギャップだと思います。とにかく楽しい。音楽楽しい!ライブ楽しい!また見たい!ライブに行く度そう思わせてくれるライブをします。ライブでは恒例の『HOTDOG劇場』やライブ後のGt.TAXMANを筆頭にしての観客全員で締める『わっしょい!!』はライブに行った人しか知らない、THEBAWDIESの意外な一面だと思います。