J-POPの王道
Every Little Thingは日本のポップスを代表するバンドの一つです。
メンバーはヴォーカルの持田香織とエレキギターの伊藤一朗です。結成当初はもう1人キーボードの五十嵐充がいました。
作詞は初めは五十嵐充が行っていましたが、その後持田香織が書くようになりました。
作曲も初めは五十嵐充が担当していましたが、後には曲により様々な作曲家が行うようになっています。
持田香織の詞は日常生活の中から題材を見つけている感じがします。ここにその魅力があると言えるでしょう。
こういうタイプの詞を書き出した先駆者は森高千里ですが、二人ともその詞の題材が恋愛だけでなく幅が広いのが特徴の一つです。
持田香織の詞には友情を歌った「BFF」のような楽曲もあり、女性アーティスト自身が詞を書いている楽曲としては珍しいと思います。もちろんメインテーマは恋愛です。
また結婚後の曲には結婚生活を歌った詞もあります。この辺りは広い層のファンに訴えることができる点ですね。
Every Little Thingには、伊藤一朗のエレキギターが活躍する楽曲が多いのも言うまでもないことです。
とりわけ「いずれもロマンティック」などはその一つとして挙げられるでしょう。
コンサートでは伊藤一朗のコーナーが必ずあり、伊藤一朗が作曲したエレキギターのインストゥルメンタルの楽曲が披露されます。またそのトークはとぼけた味と深みがあり、ファンに愛されています。