様々な逆境に打ち勝ってきたもっちーといっくんの音楽ユニット
今は二人で活動しているEvery Little Thingは元々三人の音楽グループでした。
2000年に五十嵐充さんが脱退し、現在は持田香織さんと伊藤一朗さんの二人で活動しています。作詞作曲など曲作りのほとんどを担当していた五十嵐さんが脱退した時に大きな苦悩を味わったELTですが、その直後も現在もその苦悩を感じさせないくらい力強く音楽活動を続けてきました。
ELTは苦境に強いグループという印象があります。持田さんをクローズアップすると、彼女は2005年に急性気管支炎になり、声が出しづらくなるという苦境に陥っていました。アーティストで高音域が出しづらくなるのは本当に耐えがたく、困難な状況であったと思います。思い悩むことも多かった持田さんですが、ファンは今もずっと応援を続けています。そしてその応援に応えるかのように、ELTはライブやテレビ出演などをたくさん精力的に行っています。昔と歌い方は違いますが、声の方もとても綺麗に澄んできていて、嬉しさを実感しているファンも多いです。持田さんが逆境に陥ったのならば、いっくんこと伊藤一朗さんはどうしてたかと思う方もいらっしゃると思います。伊藤さんはテレビでは主に飄々と、ライブでもいつもゆったりと優しく構えていました。伊藤さんのいつも変わらないゆったりとした構えは安心感を与え、それがELTを支えていたと感じてなりません。いつも一緒にいてくれるような心地よさを感じさせてくれる二人が織りなす人柄や楽曲がELTの最大の魅力といえるでしょう。