角田光代

角田光代

角田光代(かくたみつよ)は1967年3月8日生まれ、神奈川県横浜市出身の小説家、児童文学作家、翻訳家。ペンネームに彩河杏(さいかわあんず)がある。代表作は『キッドナップ・ツアー』、『対岸の彼女』、『八日目の蟬』、『紙の月』など。
角田は小学校1年生の時に作家を志し、大学2年生の時に初めて小説を書く。大学在学中の1988年に彩河杏名義で書いた『お子様ランチ・ロックソース』が上期コバルト・ノベル大賞を受賞する。大学卒業後の1990年には『幸福な遊戯』で第9回海燕新人文学賞を受賞。角田光代としてデビューを果たした。しかし20代後半は「書いても書いてもあるサイクルから抜け出せない」状態に陥り、編集長からも「作品が厭世的すぎる」などと指摘される。
純文学の文芸誌以外の物書きを始めたことが転機となり、2005年には『対岸の彼女』で第132回直木三十五賞受賞を果たす。2007年には『八日目の蟬』で第2回中央公論文芸賞受賞。2012年には『紙の月』と『かなたの子』の2作品で、それぞれ第25回柴田錬三郎賞と第40回泉鏡花文学賞を受賞した。

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