上橋菜穂子
上橋 菜穂子(うえはし なほこ)とは、東京都出身の児童文学作家、ファンタジー作家、SF作家、文化人類学者である。1962年7月15日生まれ。父は洋画家の上橋薫。幼い頃に父方の祖母から多くの民話を教わり育つ。初めて自分で選んだ本はディズニー絵本『王様の剣』(講談社)だった。1989年『精霊の木』(偕成社)で児童文学作家としてデビューする。1992年には『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会の新人賞を受賞。同作で上橋は、日本古代を題材とした日本的ファンタジーの書き手として注目を浴びる。その後も代表作『守り人シリーズ』で第25回巖谷小波文芸賞を受賞、『獣の奏者』でマイケル・L・プリンツ賞の銀賞を受賞するなど、多くの賞を受賞している。上橋はファンとの交流を大切にしており、サイン会や講演会などを頻繁に行っている。
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