ましろのおと(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ましろのおと』は、2010年5月号から「月間少年マガジン」(講談社)に連載されている津軽三味線を題材にした漫画。作者は羅川真里茂。 タイトルには「ましろの音」と「ましろノート」(ノートは音符などの意)の2つの意味がある。 三味線奏者にして師匠の祖父を亡くしたことをきっかけに上京した16歳の少年、澤村雪が様々な出来事を通しながら三味線や自分の音と向き合い、三味線で生きていくことを決意する。
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『ましろのおと』とは、2010年5月号から2022年9月号まで『月刊少年マガジン』(講談社)で連載された、羅川真理茂による音楽青春漫画である。このタイトルには「ましろの音」と「ましろノート」の意味がある。コミックスは全31巻が刊行され、累計発行部数は2021年4月時点で450万部を超えた。またコミックスの5巻、8巻、15巻、21巻では演奏CD付き特装版が発売された。本作品は2012年に「第36回講談社漫画賞」の少年部門を受賞した。さらに「第16回文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門で優秀賞も受賞した。物語は津軽三味線の演奏者である澤村雪(さわむら せつ)が、上京した先の高校で津軽三味線愛好会のメンバーと出会い、交流しながら自分の音を探して成長していく姿が描かれている。テレビアニメは2021年4月から6月まで放送され、澤村雪の声を島﨑信長が担当した。劇中曲は津軽三味線の兄弟演奏者として有名な吉田兄弟が監修した。
『ましろのおと』は、2010年5月号から「月間少年マガジン」(講談社)に連載されている津軽三味線を題材にした漫画。作者は羅川真里茂。 タイトルには「ましろの音」と「ましろノート」(ノートは音符などの意)の2つの意味がある。 三味線奏者にして師匠の祖父を亡くしたことをきっかけに上京した16歳の少年、澤村雪が様々な出来事を通しながら三味線や自分の音と向き合い、三味線で生きていくことを決意する。
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『赤ちゃんと僕』とは、突然の事故で最愛の母を亡くしてしまった、主人公の小学5年の拓也が、父と協力しながら慣れない2歳の弟の実の子育てや家事に四苦八苦しながら日々を過ごす日常生活を舞台にしたホームコメディ。拓也と実を中心に友人やご近所の人と繰り広げられる笑いあり涙ありの物語の中には、家族のあり方や子育ての大変さ、DVやイジメについてのエピソードも多く描かれているため、人として大切なことを教えてくれる作品になっている。多くのファンからは「赤僕」と呼ばれて愛され続けている作品である。
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ましろのおとという漫画を原作にしたアニメがありましてこれがなかなかいいんです。音楽を題材にしたアニメはこれまでいくつか見てきてはいるのですが、世代が若いのは仕方ないとしまして楽器が出す「音」に込めた思いのようなものが言語化されていくところもとても魅力的な部分だと思います。中心人物の「先人に倣って生きていたこと」からの学びや「人は勝ち負けで判断するものじゃない」といった考え方には言語では伝わらない「その瞬間に出てくる思いが大事」といったものが目には見えないが大事な気持ちなのではと考えさせられました。原作を知っている方からは「かなり端折っている」といった意見もありそうですが、和楽器を使ったことがあるor興味がある方にお勧めです。
「譜面の通りに演奏する人」と「気持ちをそのままに音に乗せる」ある意味試されているようにも問われられるシーンでは「違いがあるからこその音が出ている」と感じましたし、津軽三味線を通しての「この音じゃないと駄目なんだ」といったある種こだわりのようなものが垣間見れます。「自分がどうありたいか」に悩みを抱えていたりする方にも響くと思います。会話や人柄も大事だけど、目に見えないものにも価値を見出せると感じた次第です。良ければ高音質なイヤホンを付けて見ていただきたいアニメです。