映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ

映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ

『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』とは、2023年に公開されたアニメ映画。『映画 すみっコぐらし』第3弾。ある日、森のはずれでつぎはぎだらけのおもちゃ工場を見つけたすみっコたち。それぞれの得意なことをいかしておもちゃ作りを始めるが、次第に工場の秘密に触れてしまう。前作に引き続き、本上まなみがナレーションを務めた。主題歌はPerfumeの「すみっコディスコ」。

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『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』とは、2021年11月に公開されたすみっコたちと魔法使いの5人きょうだいとの夢と魔法の物語。サンエックス株式会社の人気キャラクター『すみっコぐらし』の劇場アニメ第2弾である。前作に続き、井ノ原快彦と本上まなみがナレーションを担当した。「5年に1度おとずれる、青い大満月の夜。魔法使いたちが町にやってきて、夢をかなえてくれる」という伝説は本当だった。すみっコたちが暮らす街を舞台に、夢と魔法が描かれた心温まる作品。

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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコのレビュー・評価・感想

映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ
7

少し大人向けにシフトしたほんわか映画『すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』

すみっコぐらしの映画、第3弾。『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』。
森の中でつぎはぎだらけのおもちゃ工場を見つけたすみっコたちが、くま工場長に誘われておもちゃ作りを手伝うことに。
でも仕事を続ける中で不思議なことが起こり始め、だんだんと工場の様子が変わっていく…というストーリー。
過去作の第1弾と第2弾は、すみっコたちのほんわかした雰囲気の中、心に刺さるような展開とストーリーに大人も泣かされた。
今回もどんなお話なんだろう?と思っていたら、中盤以降、ブラック企業の概念やカーチェイスのアクション、ちょっとホラーな要素など、予想外の展開が次々に起きる。
消費社会へのメッセージ性を強く感じる場面もあり、これがすみっコの映画!?と驚いてしまった。
子どもにも「難しくてわからない」というストーリーではなかったようだけれど、すみっコの映画にこれまでのような癒しを求める人はちょっと面食らうかもしれないと感じた。
とはいえ、今回もすみっコたちのハートフルなかわいらしさは健在。
今まで描かれなかったしろくまの過去がフィーチャーされていたので、しろくまファンの人にも嬉しい内容になっていると思う。
エンドロールの中でもお話が続いているので、エンドロールが明けるまでぜひ楽しんでほしい。

映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ
8

個性と悩みを抱えたすみっコたちの思いやりが溢れる!きゅっと切なくほっと心が優しく解けていく癒しの作品『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』

しろくまなのに寒がりなコ、とんかつなのに食べてもらえなかったコ、恐竜の生き残りであることを隠しているコ、理想の姿になりたいコ、自分が何者なのかわからず悩むコ。
一見、悩みなどなさそうななんとも癒されるキャラクターたちなのに、なかなか重いものを背負っているという、子ども向けのようで大人にもハマる作品です。
この映画では「しろくま」にスポットが当てられ、寒い北の国から逃げてきたエピソードから、物語が大きく膨らみます。

すっかり古びてツタの絡まった「おもちゃ工場」に、ひょんなことからすみっコたちがやってきます。そこに登場する「クマ工場長」も、何やらワケありな様子。
ラストで「クマ工場長」の正体が分かったときの嬉しさ、切なさが入り混じった感情は、きっと誰もが心の中に持っているもの。そして「クマ工場長」を動かしていたであろう「おもちゃ工場」にもつい感情移入してしまい、うるっと目頭が熱くなります。

一緒の時間を過ごした大切な仲間を想う、すみっコたちの優しい気持ちが、見る人をふんわりと優しく包み込んでくれるお話です。

誰もが、幼いころの大切な思い出を持っていることでしょう。時が経つにつれて忘れ去られてしまうことだってたくさんある。
でも、どんなにツギハギだらけになっても、大切にしてきたものにはきっと「気持ち」が宿る。
人はつい、古いものより新しいものを求めてしまうものですが、そうではない大切なことを、この映画は子供たちに、大人たちに、教えてくれる気がします。
シンプルなストーリー展開ですが、内容はぐっと深く、考えさせられました。
ぜひ、家族そろって見てもらいたい作品です。

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