命の尊さや、切なさ、悲しみを隠しながらも国を守るものが救われる世界であってほしい。
2022年4月15日に公開された映画である。
国民的アニメの名探偵コナン。
その中でも人気を得ている警察学校組がメインで作られている。
安室透(降谷零)は公安警察ゼロに所属。
彼のキャラクター人気はいつもトップである。
同アニメ映画「名探偵コナン ゼロの執行人」では安室を100億の男に!とファンの間で興行収入100億を目指す程の人気ぶり。(残念ながら、興行収入は91.8億円)
そんな人気の彼の警察学校の同期に4人の男がいた。
松田陣平 萩原研二 諸伏景光 伊達航
降谷零の同期とあって、4人共に優秀な人材である。
この映画では5人がピックアップされ
主人公の江戸川コナンと事件解決に挑む物語。
きっかけは松田陣平が殉職する1日前の話。
先に殉職してしまった萩原研二の墓参りに集まった降谷、松田、諸伏、伊達の4人。
墓参りの帰りに事件に遭遇し降谷と松田は廃墟ビルへ。
そこには爆弾が仕掛けてあり、かつて爆弾処理班に在籍していた松田が爆弾処理を行い、降谷は犯人を追跡。
遅れてやってきた諸伏・伊達も犯人を追い詰めるも重症を負わせることはできたが、確保はできなかった。
爆弾の処理をしていた松田は無事に解体でき、降谷・諸伏・伊達と合流しハイタッチ。
降谷の回想で懐かしむようにコナンへ話す降谷。
降谷の思い出の中でしか語られない4人。
松田・萩原の殉職
伊達の交通事故
諸伏の自殺
5人のうち4人は既に亡くなっている。
亡くなった4人の想いを胸に事件を解決する降谷の気持ちが強く描かれているのが切なさを醸し出している。
命があってこそ、とはいうものの国民を守ろうと必死に生きた彼らの物語は是非とも見てもらいたい。
そしてそんな彼らが救われる世界であってほしいと願っている。