キタニタツヤ

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キタニタツヤのレビュー・評価・感想

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キタニタツヤ
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多彩で英才、キタニタツヤの魅力

キタニタツヤは、2014年頃から活動しているミュージシャンです。
2014年当初は、「こんにちは谷田さん」名義でボカロPとして楽曲を制作しており、
2017年頃から「キタニタツヤ」名義でシンガーソングライターとして活動を始めました。
個人の活動以外にも、ヨルシカのサポートベーシストや、sajou no hanaというバンドのベーシストなども担当しています。
楽曲提供からライブ演奏まであらゆる分野で才能を発揮し、代表曲「悪魔の踊り方」はYouTubeでの再生回数が1600万回を越えるなど、
多数の音楽ファンから人気を集めているミュージシャンです。
キタニタツヤの大きな魅力は、楽曲の幅広さにあります。
ボカロPとして活動していたころの楽曲は、人間の生死などに踏み込んだダークなものが多く、
シンガーソングライターとして活動を始めてからは、ポップなものやしっとりと落ち着いた楽曲も増えてきました。
ギターやベースが目立つバンドサウンドが強めなものもあれば、電子音やピアノが特徴的なものもあり、様々なタイプの楽曲を楽しむことができます。
バンドが好き、暗めの雰囲気が好きであれば「I DO (NOT) LOVE YOU.」、
様々な雰囲気の曲に触れてみたいのであれば「BIPOLAR」というアルバムを聞いてみると、お気に入りの1曲が見つかるかもしれません。
ベーシストとして、シンガーとして、作曲家として、活躍の幅を広げるキタニタツヤから目が離せなくなること間違いなしです。

キタニタツヤ
8

カッコいい

声がまず独特で聴いていてとても心に響く。
初めてライブに行ったら重低音の楽器とそれに合った少し掠れたような声が大音量で会場に響きそこから体に音が響いてくるようだった。
またアップテンポやほかにはないような歌詞やリズムで聴いていて飽きがこない。
また、若者に人気なミュージシャンなのだが、どの年齢層の人にもまずは一回聴いてみてほしい。
心にも体にも響くようなリズムと歌詞で魅了されるはず。
「悪魔の踊り方」という曲は有名で知っている人もいるのではないだろうか。
キタニタツヤは元々ボーカロイドで曲を制作していたこともあり、そういった方面の層からも人気がある。
ボーカロイドの方の曲も機械から発せられる独特な声が癖になるので是非一度聴いてみてほしい。
また、その曲をキタニタツヤ自身がカバーしているものもあり、聴き比べるのもまた楽しみ方の一つではないだろうか。
キタニタツヤの曲はぜひ一度ライブで聴いてもらいたい。重低音が体に響くのはとてもクセになるのではないだろうか。
また、楽しみ方の一つに、迷惑にならない場所で大音量で聴くとライブ気分を味わえる。
キタニタツヤの曲はどれもライブ映えするので是非一度聞いてみてほしい。

キタニタツヤ
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心がムキムキになる

シンガーソングライターのキタニタツヤの音楽が大好きです。一見自罰的、厭世的な歌詞が多くもありますが彼の音楽は暗いだけは終わりません。アルバム全体を通して聴くと、嫌なことにも目を逸らさずに最終的に一歩踏み出すために背中を押してくれるような構成になっていて心がムキムキになります。ライブにも何度も行っていますがパフォーマンスがとてもかっこいいです。本人は歌のうまさでは勝負していないと謙遜しますが生でもとても上手です。激し目の曲で体全体を使ってステージを動き回り、会場全体を扇動する姿は圧巻です。彼はヨルシカのベーシストとしても活動しており、キタニタツヤ名義のライブでもベースボーカルとしての一面を見せる場面もありますがとてもカッコいいので必見です。ソロのシンガーソングライターではありますが、精力的に他のアーティストのコラボも行っており音楽の幅が年々広がっています。ドラマやアニメ、漫画などのタイアップも多く、どの曲も原作ファンから高い評価を得ています。彼の作品やライブパフォーマンスは圧倒的カリスマ性で溢れていますが、普段はとてもラフにニコニコ話される方でそのギャップに惹かれる人も多いのではないでしょうか。ラジオや定期的にYouTubeで配信している生放送も是非聴いてみてほしいです!

キタニタツヤ
8

厨二?カッコよけりゃいいんだよ!~キタニタツヤ~

学生の頃、同級生の異性から「お前って厨二(いわゆる「そういう時期」というやつ)だよな」と言われ、傷心のあまり枕に涙したワタクシ。

あれから十数年。人様と比べて明らかにレールから外れた人生を送っているわけですが、やはり「三つ子の魂百まで」というやつなのか、
未だどこか「厨二」な部分が抜けきらずにいます。

そんなワタクシが最近いいぞ~コレと思っているミュージシャン。某動画サイトでも活躍中の「キタニタツヤ」氏です。

初めて聞いた彼の曲は、「悪魔の踊り方」。一般的な見地からは「悪趣味」と言われるような、目や口などのパーツをコラージュしたMVと、世間様に対する感情を吐露したような歌詞に、厨二なワタクシは魅了されてしまいました。頭のどこかで未だに曲が流れています。中毒というヤツでしょうか。

彼の曲をお勧めしたい方は、なんと言ってもやはり「厨二」な方になります。
世間一般的に見れば、「いい年」と言われるような人生のステージに差し掛かっている。それでもなお、心のどこかで世間様有象無象に対して中指を立てているような、未だに自分のどこかに特別なものがあるのではないかと妄想しては泣き続けているような、そんな方にこそ「キタニタツヤ」氏の曲を、「悪魔の踊り方」を聞いていただきたい。
そう思い、大した文才もないワタクシではありますが、この記事を書いています。

ちなみに、氏の他の曲では「きっとこの命に意味はなかった」「聖者の行進」がおすすめです。

たとえ人生に揉まれていく中で夢を捨てることになっても、決して牙は捨てずに生きていきたい。
たとえ「いい年して厨二かよ」と嗤われようとも、胸を張って生きていきたい。
そんなことを考えているのはワタクシだけではなく、他にもいるはずだ。この記事を見てくれているはずだ。

何を言っているのか自分でもわからないところがありますが、雑多な希望を胸に締めくくらせていただきます。

キタニタツヤ
10

多方面で活躍するアーティスト

キタニタツヤさんはシンガーソングライターとしての活動をメインとしていますが、それだけでなくsajou no hanaというバンドのメンバー、ヨルシカのサポートメンバーとしても活躍しています。
かつてはこんにちは谷田さん名義でボカロpとしても活動をしていて、作詞作曲編曲を全て手がけることができます。
ファーストアルバムのI DO(NOT)LOVE YOUではマスタリング以外をすべて一人で完結させたことでも高い評価を受けているアーティストです。
鋭利な言葉を用いつつも、単に攻撃的なのではなくどこか俯瞰しているような歌詞が非常に魅力的です。
また、ロックを基調としつつもサウンドがとても新鮮で、ダンスミュージックのような楽曲やポップスど真ん中の楽曲など多様なジャンルでの表現力の高さにいつも驚かされます。
歌唱力も高く、ステージ上でとても映えるアーティストでライブがとても盛り上がります。
sajou no hanaとヨルシカはベーシストとしても活躍しているように、キタニタツヤ名義でのライブでもベースを披露していてライブの見どころの一つとなっています。
1人で作詞作曲編曲を手掛けられるアーティストですが、誰かとともに音楽を作ることも重視していてさまざまな人とコラボして精力的に楽曲制作をしていて今後の更なる飛躍が期待できるアーティストです。

キタニタツヤ
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マルチな才能を発揮するシンガーソングライター

YouTubeのおすすめにキタニタツヤのトリガーハッピーが出てきて再生したところ一発で好きになりました。
ダンスミュージック調のサウンドと、宗教画と絵文字が融合した独特のMVが複雑な調和を為していてとても強烈なインパクトがありました。
そこから彼の作品を聴きあさったのですがどれも素晴らしい作品ばかりです。
BPMの早いザ・ロックといった曲から王道JPOP、ミクスチャーロックなど様々なタイプの音楽を生み出せるのがキタニの強みだと思います。
また、こんにちは谷田さんという名義でボカロPとしても過去に活躍していて作詞作曲編曲を全て1人で手掛けられる点も驚きました。
初期の曲は難解な歌詞が含まれていたり、希死念慮を歌った楽曲も見られることから、ご本人も物静かで小難しい感じの方なのかなと勝手に想像していました。
しかし実際にYouTubeライブなどでお話ししている姿を見るととても明るい方でそのギャップにびっくりしました笑笑
楽しそうににこにこお話されていたりたまに口が悪くなったりするところがとても人間味があって良いなと思いました。
1人で作詞作曲編曲全てを手掛けることができますが、1人で作るだけではなくいろんな人の影響があってキタニタツヤが成り立っているということをよくおっしゃっています。
4ヶ月連続リリースが決定していますが、全ての作品で誰かとコラボすることをテーマにしていて新しい取り組みにも積極的で、今後の活躍にも期待しています。

キタニタツヤ
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強いメッセージ性がキャッチ―なメロディーに乗って心を打つ

キタニタツヤさんは曲のメッセージ性がかなり強く、テーマがはっきりした楽曲が多い印象です。そのようなメッセージ性の強い楽曲というのはしばしば説教くさくなってしまって拒否反応を示すことも多いのですが、キタニさんの楽曲はそのような印象はありません。考えさせられることはかなり多いのですが、それを感情に任せて暴力的に伝えてくるのではなく俯瞰して冷静に状況をとらえたうえでのメッセージのように感じられます。だからといって単に叙事的な詩ではなく、人間の微細な感情の動きを丁寧に紡いでいる点も非常に魅力的です。
ここまでは歌詞に重点をおいて述べましたが、メロディーもとても良いです。ご本人もおっしゃっていたことなのですが、歌詞をじっくり聞きこむだけではなく聴いて楽しむことのできる音楽を作ることにも注力していることが感じられます。クラブミュージックのような作品やザ・Jポップといったようなまっすぐな楽曲もあります。歌詞を読み解くだけではなく耳で聴いて気持ちの良い音楽が多いです。また、ご本人の人柄や考え方も魅力的です。楽曲の印象とは真逆で、毎週YouTubeで行っている生放送を拝見しているととても気さくで明るい方であることが分かります。この人柄だからこそ多くの音楽家と親交があり更なる進化を遂げていくのではないかと思います。

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