もし、内面の美しさが可視化されたら…面食い主人公・ハルが催眠術にかかり、目にした人の「本当の美しさ」を知る。コミカルなラブストーリー。
外見が心の美醜によって左右されて見える魔法にかかった男のラブコメデイ。
父親が死に際に言い残した「最高の美人と付き合え」の言葉がずっと呪いのように引っかかり、内面はどうであろうと、とにかく美しい女性を追いかけていた主人公のハル・ラーソン。
そして、マウリシオ・ウィルソンの2人。
ある日、大物カウンセラーと出会い美人からモテるようにしてほしいと乞うハルに、催眠術が施される。
ジャック・ブラックのユーモアあふれるコミカルな演技が魅力的。
催眠術にかかった彼の視点を通して見る世界と、通常の世界とのギャップが笑いを誘う要素となっていて、ローズマリーとのデートではとにかくハプニングが続出。
アイアンマンなどで有名であるグウィネス・パルトロー演じるスレンダーな美人がご飯を食べる食べる。
椅子は座ると壊れるし、プールの飛び込み台は大きくたわむ。
ハプニングに対するハルの対応と、それらの映像的な演出がとっても愉快で楽しめる。
この映画の最も大切なポイントは、外見より内面が重要だということ。
実際に作中の彼女の笑顔と素敵な心の有り様に何度も心動かされ、どんどんローズマリーの虜になってしまう。楽しくて幸せな気持ちになれる映画であること間違いなし。