ハプニング / The Happening

ハプニング / The Happeningのレビュー・評価・感想

ハプニング / The Happening
7

死に方がいろいろ。

人がいろんな方法で、自分の命を捨てていて、それが衝撃的でした。自分で刺すとか、そんなの力加減しちゃうだろうって感じだけどそれで死ぬ人もいたし、芝刈り機とか絶対嫌だろうと思います。それに急にそんなことしだすし、あの現場にいたらほんとに恐怖だろうなと思います。みんなで逃げようとしていたけど逃げるといってもどこへって感じもしました。
でも、そのオチはというと、それほどでもなくて、まあまあSFではよくあるネタでした。あと途中のおばあさんちでのところがちょっと別物というか、監督が好きそうな不気味さで、好きなのですが、あれは話に必要だったのかなとちょっと疑問です。でも、まあ、この話は監督らしさを味わうとか、衝撃映像を楽しむつもりで見たらよくて、話のつながりは二の次なのかもしれません。
主演の2人はそんなにすごい派手な人じゃなくて、綺麗だしかっこいいんだけど、普通の人ぽくてそれが好きです。女の人はどこか精神的に不安定な感じがして見ていて不安でした。男の人は、ちよっとワイルドな感じで、この映画の後、結構出るようになってるなって感じです。ただの親子ものじゃなくて、夫婦と友達の子というのも変わった組み合わせでよかったです。

ハプニング / The Happening
4

後半があまり、、、

主役がただの家族じゃなくて、夫婦と友達の子どもというのは新しいなと思うし、非常時ってそういうこともあるかなとも思いますが、そういう設定にした意味はよくわかりませんでした。
本当の子どもじゃないから親を探しにいってしまってとかいう話があるわけじゃないし、なんのために?って感じです。話は、急にみんなが自殺を始めるってことで前半はなかなかスリリングです。
高いところから人がたくさん落ちてきたり、車で事故を起こしたり、首吊りだらけとかあるし、怖いなと思います。
あと、アメリカの話だと庭に芝刈り機があるから、こういう話の時怖いなと思います。
芝刈り機が出てくると、またこれを使ってグロいことする気だなと思ってしまいます。
ただ、後半でよくわからないおばあさんの家ににげるくだりとか余計というか、話に関係ないというか、どうしても偏屈婆さんを出したかったのでしょうか。
あの人が真実に関係しているわけでもなかったし、謎です。
と、とにかく謎の多い映画でした。
映像も結構衝撃的で面白いはずなのに、なんかのりにくいのは、そういうノイズが多かったからかもしれません。
一番わからないのは、なんで助かったのかですかね。
まあ、目標人数に達したからってことなんでしょうけど、はあ、偶然ですかって感じでちょっと萎えます。
話を終わらすための展開ですねという感じでした。なのであまり面白くないなと感じました。