アダムス・ファミリー / The Addams Family

アダムス・ファミリー / The Addams Family

『アダムス・ファミリー』とは、アメリカのカートゥーン作家チャールズ・アダムス作の一コマ漫画。ジャンルはホラー・コメディ。1991年11月にはアメリカで実写映画化された。日本での公開は1992年4月。監督はバリー・ソネンフェルドで、今作が初監督作品である。
当時の最新CG技術を駆使して撮影され、制作費は3,000万ドル。アダムス一家の当主・ゴメズにはラウル・ジュリア、妻のモーティシアにはアンジェリカ・ヒューストンがキャスティングされた。ウェンズデーを演じたクリスティーナ・リッチは、この役を機に人気子役となった。
作品の舞台は、とある街の丘の上に建つ不気味な洋館。その洋館に住む奇妙な家族・アダムス一家で起きる、恐ろしくて気味の悪い(つまり最高の)ストーリーを描いている。作品の世界観はゴシック調で統一され、現実とフィクションの狭間のような独特な雰囲気を確立している。今映画のヒットにより、2年後の1993年に続編『アダムス・ファミリー2』も公開された。

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アダムス・ファミリー / The Addams Familyのレビュー・評価・感想

アダムス・ファミリー / The Addams Family
6

アダムス家の一族

あのオバケ家族が、今度はCGアニメ映画になって帰ってきた!
元々が漫画なので、何の違和感も無く、すんなり観ることができた。

実写映画版とは全く違うオリジナル・ストーリー。
物語はゴメズとモーティシアの結婚式のシーンから始まります。
元々東ヨーロッパに住んでいたが、人間たちに追われ、アメリカへ。
安住の地を求め、放浪の末にやっと見つけた丘の上の不気味で“理想的な”お化け屋敷。
ウェンズデーとパグズリーの姉弟を授かり、穏やかに暮らしていたのだが、ある日突然数々のトラブルに見舞われ!?

面白かったが、実写版に比べ全体的にインパクトに欠けた。
やっぱ実写版のインパクトは今見てもすごいからなぁ。

アダムス・ファミリー / The Addams Family
7

ちょっと奇妙でハートフルなオバケ家族

とある町に普通の家々に混じって建つ豪邸。
そこに住んでいるのは普通の人間ではなく、そう、オバケ家族だったのです!

ゴメズとモーティシア、ウェンズデーとパグズリー、祖母のグラリーと使用人のラーチ、そしてハンド。
彼らはオバケだが、決して危害を加えたりはしない。
ちょっと奇妙だけど、優雅に平和に暮らしている。
しかし、当主のゴメズには長年心配事が。
それは、25年前失踪した兄フェスターのことだった。
莫大な財産を持つアダムス家。
それを狙う悪徳弁護士アルフォードは、高利貸しのクレイブン夫人と組んで、ある作戦を企むのだった。
オバケ一家がハートフルに魅せる、ファミリー・ムービー!
是非見てみてください。

アダムス・ファミリー / The Addams Family
8

不気味な家族

あの、特徴的なテーマ曲を聞くと、ああ、アダムス・ファミリーだとワクワクします。家族全員が不気味で生きてるんだか死んでるんだか、人間なんだかそうでないんだがわかりませんが、そのわからなさがいいというか、秘密が全部解明されたら面白くないと思います。本作は、行方不明だったおじさん(ゴメスのお兄さん)を探すという話ですが、お兄さんがすごく間抜けで、でもそれがいいというか、すごく面白いです。お兄さんもですが、実はゴメスも普通は気がつくところも気がつかず、間抜け兄弟ですね。実は似た者兄弟だったんだなと思います。ていうか、あんな不気味な家族を騙そうとするなんて、悪役たちも根性あるなと思いました。そりゃあ、物腰は柔らかいし、穏やかだけど、なんか不気味じゃん。私なら、あまり関わりたくないです。役者さんはみんなはまり役ですが、クリスティーナ・リッチがとても若く、かわいらしいです。アダムス・ファミリー2のときも可愛いなと思いましたが、本作では、それ以上に幼く、少女という感じでびっくりしました。監督さんは、よくあの少女を見つけたなというか、ウェンズディ役はクリスティーナしか考えられないほどのはまり役だと思います。

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