若い人から中高年まで幅広い世代で楽しめる漫画
若い10代のころに、ジャンプに連載中の時に読んでいた「聖闘士星矢」ですが、大人になった40代になって、改め読んでみて面白いと感じた作品です。若いころは、単純に聖闘士の少年たちが戦う姿がカッコいいと思って読んでましたが、大人になるとまた違った視点で読める漫画だなと感じました。
若いころは青銅聖闘士が好きでしたが、大人になると黄金聖闘士の方が好きになり個性溢れるキャラクターと、あと見た目が美形ばかりでそれもあって惹かれてます。今だと、かなり無理な設定とかよくこの内容で漫画に出来たなと感じるような部分もあったりしますが、それが当時だからこそできた内容でありそれも持ち味ではないかと思います。今の漫画とはかなり違い、熱くて努力とか今ではあまり言われなくなったところも魅力ではないかと思います。
この作品が魅力なのは、車田先生が描かれている原作以外にも、他の作家がそれぞれ独自の視点から思い描いた聖闘士星矢の作品を描いていること。たくさんある漫画の中でも作者が公認して同じ作品で二次創作をしているのは珍しいのではないかと思います。
二次創作に関しても魅力的な作品が多く、それをあわせて読むと、また本来の原作の魅力がわかるのも好きなところです。