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ミステリーの代表作品
先輩に薦められて見てみたこの作品。
ミステリー系で1番良かった洋画は「セブン」で、それと比べると劣ってしまう部分はあったが、面白かった。
まず、全身が不随の元警官が、病院から一歩も出ずに、事件を捜査するというのは他のミステリーにはない面白さがあったと思う。
現場の手がかりを実際に持って来させたり、現場の声を電話で聞いたり、はたまた新人に喝を入れたり、こんな人普通に動けたら最強の刑事やんって思った。
普通にかっこよかった。
謎の指先の骨、殺害方法、残された紙の正体…。
様々な推理要素があったが、これに関しては特に新鮮味がなく、特にスゲーと思わせるやつはなかった。
犯人は確かに最後まで分からなかったけど、意外な人かと言われればそんなことはなく、そういえばいたなそんな人って感じで、特に驚きは無かったな。
でも終盤戦はちょっとドキドキ満載。
主要人物が2人やられ、これはヤバいぞとドキドキしつつ、最後元警官とバトルするところはなかなかスリルがあって良かった。
退治方法は確かにそれしかないんだけど、ちょっと呆気なかったのが残念。
そしてその殺された2人のことを特に触れることなくハッピーエンドで終わったのがかなり残念だったな…。どう思ったのか、そこをもうちょっと深掘りしてほしかったのはあった。
全体的に面白かったが、2回目はもういいかなって感じだった。