私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』は『ガンガンONLINE』で連載されている谷川ニコによる漫画作品。略称は『私モテ』、『ワタモテ』、『わたモテ』。高校生活に馴染めない、いわゆる「ぼっち」の少女・黒木智子が、冴えない日々を打開すべく奮闘する姿を描いたギャグ漫画。智子の切ない奮闘や痛々しい失敗が「共感できる」と人気を集め、2013年にはアニメが放送された。

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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!のレビュー・評価・感想

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
10

会話の苦手な主人公のお話

自分が単行本の発売を楽しみにしているマンガのひとつです。
主人公の黒木智子はコミュニケーションが苦手であまりクラスに馴染めません。
そんな彼女の学生生活を描いた漫画です。
クラスにも休み時間に話す友達がおらず、しんどい時間を過ごしているときもあります。
しかし学校といえばいろんなイベントがあります。席替え、運動会、修学旅行。
そういったイベントの中で智子は、あれやこれや頭の中で愚痴りますが、それが共感できるものが多く、自分も学生のときにこんなこと思ってたなあという部分がありました。
智子には弟がおり、同じ学校に通っています。弟が関係してくるお話もけっこう頻繁に入ってきます。
長期のお休みに予定が入ってなくて退屈で焦る智子にも、修学旅行を通じてできた友達からだんだんと輪がひろがっていきます。
修学旅行でできた友達と話すようになったり、バレンタインに一緒にチョコレートを作ったりして仲を深めていきます。
友達とも徐々に素の智子がでてきて、ため口で話すようになっていくところが自分は好きです。
その素がでた智子にも嫌がらず、仲良く付き合う友人達があたたかいなあと。
智子は発言や行動がバカなときがあり、周りの友人達を怒らせたりどん引きさせたりしますが、そこから話が面白くなっていくのが楽しいですね。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
8

ハマります

この作品は、喪女の主人公『もこっち』の高校生活を描いたマンガです。
最初のうちは、学校でいつも一人ぼっちで空気の読めないもこっちが学校で痛々しい行動をとって後悔するという展開で、もこっちの喪女ぶりがとにかくいたたまれなくて読んでいて心がギュッとしていたのですが、もこっち自身の絶妙なグズっぷりがギャグになっていて、読み進めて行くうちにどんどんハマっていってしまいました。
後半は修学旅行をきっかけに、学校でも少しずつもこっちの行動を受け止めてくれる友達が増えていき、もこっちを含め周りの友達も少しずつ変わって行く感じがとても癒されます。
一人ぼっちだった頃と比べて友達ができはじめた頃のもこっちは精神的にも微妙に成長していて、そういう側面に気づけるとなんとなくほっこりします。
もこっちのキャラクターはもちろん最高に面白いですが、このマンガは主人公の周りのキャラクターも個性的で独特なキャラクターが多いです。
学校の友達のほか、中学時代からの親友や先生、先輩後輩、弟などのやりとりは、どれも非常に楽しめます。
巻が進むごとに面白くなっていっているので、もこっちが高校を卒業するときにはどんな感じになっているのか今からとても楽しみです。