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会話の苦手な主人公のお話
自分が単行本の発売を楽しみにしているマンガのひとつです。
主人公の黒木智子はコミュニケーションが苦手であまりクラスに馴染めません。
そんな彼女の学生生活を描いた漫画です。
クラスにも休み時間に話す友達がおらず、しんどい時間を過ごしているときもあります。
しかし学校といえばいろんなイベントがあります。席替え、運動会、修学旅行。
そういったイベントの中で智子は、あれやこれや頭の中で愚痴りますが、それが共感できるものが多く、自分も学生のときにこんなこと思ってたなあという部分がありました。
智子には弟がおり、同じ学校に通っています。弟が関係してくるお話もけっこう頻繁に入ってきます。
長期のお休みに予定が入ってなくて退屈で焦る智子にも、修学旅行を通じてできた友達からだんだんと輪がひろがっていきます。
修学旅行でできた友達と話すようになったり、バレンタインに一緒にチョコレートを作ったりして仲を深めていきます。
友達とも徐々に素の智子がでてきて、ため口で話すようになっていくところが自分は好きです。
その素がでた智子にも嫌がらず、仲良く付き合う友人達があたたかいなあと。
智子は発言や行動がバカなときがあり、周りの友人達を怒らせたりどん引きさせたりしますが、そこから話が面白くなっていくのが楽しいですね。