ジェームズ・マンゴールド / James Mangold

ジェームズ・マンゴールド / James Mangold

ジェームズ・マンゴールド(James Mangold)とは、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家。1963年12月16日生まれ。1995年に『君に逢いたくて』で映画監督デビュー。その後は『17歳のカルテ』(1999年)や『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005年)を手がけ、前者ではアンジェリーナ・ジョリーに、後者ではリース・ウィザースプーンにアカデミー賞をもたらした。1957年の『決断の3時10分』をリメイクした2007年の西部劇『3時10分、決断のとき』では、第80回アカデミー賞で2部門にノミネートされた。2013年に公開されたウルヴァリン三部作の2作目『ウルヴァリン:SAMURAI』で監督に就任。また、本作の続編にしてウルヴァリン三部作の最終章でもある『LOGAN/ローガン』(2017年)では監督に加えて脚本も務め、スーパーヒーロー映画としては史上初となるアカデミー脚色賞ノミネートを獲得した。2019年の『フォードvsフェラーリ』は第92回アカデミー賞において作品賞をはじめとする4部門にノミネートされ、2部門を受賞。2024年の『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』では、自身としては初となるアカデミー監督賞候補になった。

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『17歳のカルテ』とはアメリカの映画。原題は、『Girl, interrupted』。青年期に精神疾患と診断された主人公スザンナ・ケイセンの精神病棟での成長を描いている。ベトナム戦争の長期化や貧困・人種差別による社会分断の深刻化、主要人物の暗殺など情勢が不安定だった60年代アメリカを舞台に、病棟の内と外、パーソナリティーの正常と異常、自己存在への疑問と確信、それらとは一体何なのかを「境界性パーソナリティー障害」と診断されたスザンナ・ケイセンの視点を通して描いていく。1999年公開。

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