女子高生の無駄づかい / 女子無駄 / Wasteful Days of High School Girls

女子高生の無駄づかい / 女子無駄 / Wasteful Days of High School Girls

『女子高生の無駄づかい』とは、ビーノによる漫画で「ニコニコ静画」にて投稿されていた作品。2019年にテレビアニメ化をされる。舞台はさいのたま女子高等学校。主人公の「田中望」とその友人の「菊池茜」、「鷺宮しおり」の3人のシュールな日常が描かれる。彼女たちのクラスメイトも個性的で彼女たちがそれぞれ友達になっていくストーリーも魅力的な作品である。一見タイトルだけ見ればギャグアニメのようには見えない本作だが、女子高校生のアニメなのに下ネタも多く出てくるなど、ギャグ好きの方なら楽しめる作品である。

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女子高生の無駄づかい / 女子無駄 / Wasteful Days of High School Girlsのレビュー・評価・感想

女子高生の無駄づかい / 女子無駄 / Wasteful Days of High School Girls
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キラキラしてない女子高生の青春

アニメで描かれる女子高生の多くは、恋に友情に忙しいキラキラした人物だろう。誰もが憧れるような物語が多い中、現実の女子高生はどうなのだろうか。私自身、共学ではあったが多くの少女漫画やアニメとはかけ離れた高校生活だった。きっと現実の女子高生の多くが、漫画とはかけ離れたキラキラしていない女子高生なのではないだろうか。
『女子高生の無駄づかい』は、そんなキラキラしていない女子高生を描いた作品である。キュンキュンしたり憧れるような描写は少ないが、多くの女子高生や元女子高生が共感し、クスッと笑える内容だ。「彼氏が欲しい」、「恋愛がしたい」と思いながらも“モテる”とはかけ離れていた当時の趣味や行動の数々を思い出し、少し恥ずかしい気持ちになったりもした。
このアニメに出会ったのは学生を終えてからだったが、初めて見た時は大笑いしてしまった。また、今でも時々見直したくなる作品だ。
付き合いたての彼氏や好きな人と見ると、「こんな女子高生だったの?」と引かれる可能性もあるので、そういう相手と一緒には見ない事をお勧めする。
同タイトルの実写ドラマもアニメの世界観を忠実に再現されていて、お勧めだ。
ティーン向け恋愛映画やドラマに共感できない人にもきっと楽しんでもらえる作品だろう。

女子高生の無駄づかい / 女子無駄 / Wasteful Days of High School Girls
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『女子高生の無駄づかい』で悩みを忘れて笑いませんか?

『女子高生の無駄づかい』は漫画の原作のアニメ作品で原作者はビーノ氏、パッショーネ制作のTVアニメ作品です。放送期間は2019年7月〜9月で全12話になります。
この作品は女子高生が無駄な日々を送る日常系アニメです。日常系のアニメではありますが、ギャグに振り切った作品で下らないことで笑いたい人にオススメしたい作品です。あらすじは同じ小学校の仲良しバカ、ヲタ、ロボの3人が高校で再会するところから物語が始まります。バカ、ヲタ、ロボは第1話でそれぞれが考えたあだ名です。他のクラスメイトにもロリやマジメ、ヤマイといった女子高生のあだ名とは思えないどストレートなネーミングのキャラが登場します。
ギャグアニメですからもちろんギャグが1番のおすすめポイントです。バカの破茶滅茶ぶりとヲタのキレのあるツッコミ、ロボの奇想天外な行言動が良い塩梅でお互いを引き立てます。他のクラスメイト達との交流の中でバカの言動に振り回されドン引きしている姿や、新たなる化学反応が生まれる様子が非常に面白く悩み事なんて忘れさせてくれます。
濃い内容のギャグだけで終わりません。病みつきになるオープニング曲「輪!Moon!dass!cry!」と浄化されるエンディング曲「青春のリバーブ」が、作品全体の魅力を底上げしています。
オープニング曲はギャグアニメっぽい訳のわからない歌詞と、リズミカルな曲調が特徴の楽曲です。普段はオープニングを飛ばしてアニメを試聴しますが、この曲は全ての回でオープニングを視聴するほどのスルメ曲でした。エンディング曲では一変して王道の青春アニメのような爽やかな曲調です。濃いギャグでも胃もたれせずに連続で試聴できます。
『女子高生の無駄づかい』は全12話で時間もそこまで取られないので、悩みを忘れて笑いたい方はぜひご視聴ください。

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