『寄宿学校のジュリエット』とは、金田陽介による漫画作品。2015年8月号～2017年7月号まで『別冊少年マガジン』で連載し、その後『週刊少年マガジン』に移籍。2018年にライデンフィルム製作でアニメ化。本作はウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』を翻案し、対立する東和国の少年「犬塚 露壬雄」とウェスト公国の少女「ジュリエット・ペルシア」の恋模様を描いた作品。ある日、露壬雄がペルシアに告白したことで、二人は敵同士でありながら秘密の恋仲になる。
『寄宿学校のジュリエット』とは、金田陽介による漫画作品。2015年8月号～2017年7月号まで『別冊少年マガジン』で連載し、その後『週刊少年マガジン』に移籍。2018年にライデンフィルム製作でアニメ化。本作はウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』を翻案し、対立する東和国の少年「犬塚 露壬雄」とウェスト公国の少女「ジュリエット・ペルシア」の恋模様を描いた作品。ある日、露壬雄がペルシアに告白したことで、二人は敵同士でありながら秘密の恋仲になる。
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八木沼悟志のプロデュースによる日本の音楽グループ。 2002年にsat（八木沼悟志）とnaoにより結成された。後の2008年にメジャーデビューを果たす。しかし、2009年にnaoが脱退してしまったため、新たにボーカルとして南條愛乃を迎え入れ、メインリリースのレーベルを「ジェネオン エンタテインメント」に変更し再出発を行う。
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この作品は「東和国」と「ウェスト公国」という2つの舞台の中で物語は進んでいく。この2つの国は強い敵対関係にあり、その代理戦争として造られたダリア学園に通う生徒がメインの登場人物だ。
そしてその学園の東和国寮1年生リーダーの犬塚露壬雄と、ウェスト公国寮1年生リーダーのジュリエット・ペルシアは秘密の恋人関係になり、絶対にバレてはいけないという所から始まるラブコメ作品だ。
この作品の魅力的なところは、なんといってもペルシアの可愛さだ。金髪ロング、ツンデレ、秀才、そしてどこか抜けている。そんなヒロインが可愛くないわけがない。他にも多くのヒロインが登場するが、やはり1番のヒロインと言っても過言ではない。
ストーリ的なところで言うと、何より敵対しているから「恋仲だという事が絶対に誰にもバレてはいけない」が、幾度と重なる不運によって何度もバレそうになる。そのたびに2人の知恵とコンビネーションで、そのバレそうになるところを掻い潜るというものだ。そんなピンチの場面に心がドキドキしながら楽しく読める。
ここからはネタバレが多く含まれるが、このレビューのタイトルにもあるように「愛があればなんとでもなる」ということをこの作品は教えてくれる。
それというのも、この2人の関係はいつかはバレるものであり、どちらにしてもいつかは終わりを告げる関係なのである。そう分かっていたからこそ2人は国に抗って、この関係を終わらせないようにするのだ。その二人の愛が世界を変え、いつの日か敵対しなくなり、2人は永遠に結ばれるという物語。
愛さえあれば国にだって勝てる。この作品はそう思わせてくれる良い作品だった。
最後にいくつか不満点を挙げるとするならば、所々の展開が早すぎると感じてしまった所だろうか。あくまでも個人の感想に過ぎないが、もう少しローテンポで進めても良かったんじゃないかと思うところも節々あった。といっても全体的に上手くまとまった良い作品だった。
学園内で2つの派閥に別れている中で、それぞれの派閥の高等部一年リーダー同士がある日恋人として付き合い始める物語です！
毎回のように派閥同士で抗争する日々の中、片方の派閥リーダーのロミオが、実は"敵"であるもう片方の派閥リーダーのジュリエットに密かに恋心を抱いていたという所が既に胸きゅんです！しかしながら、互いにリーダーであるという事と、なにより対立する派閥に属する二人が恋人同士であることを知られれば大問題になってしまいます。それでも、次第に互いの魅力に惹かれ合う二人は、読んでいるこっちもドキドキしてしまうほどの純愛っぷりです。
何とか関係を隠し通してきた二人は二年生に進級し、ある大イベントへと突入していきます。それは、学園高等部の新生徒会長を決める生徒会選挙です。ここで、あることをきっかけに二人の仲は全生徒にバレてしまいます。このシーンを読んだ際は絶望感一色でどうなってしまうんだろうとハラハラしました。今まではバレそうな時でも、何とか誤魔化せて冷や冷やさせられながらも笑えるシーンばかりでしたが今回はいよいよもって、誤魔化しが効かなくなってしまいます。
しかし、二人には今まで培ってきた人望という強い味方がいました。二人の学園生活での友達の暖かい応援は二人の背中を押していき、次第に他の生徒も考えを変えていきます。ここで少しずつ派閥間のいがみ合いが減り、なんだか安心したような気持ちにさせてくれました。
この後、三年に進級し更には卒業した後に二人は世界を変えるために別々の道を歩んでいきますが、その道中に無事結婚することが出来ました。ニヤけてしまうほどのラブラブっぷりを見せつけられますが、同時に二人の頑張っている姿には応援したい気持ちが湧いてきます。ハラハラドキドキで困難だらけの純愛ラブコメストーリーです！ぜひ読んでみてください！
寄宿学校・ダリア学園には、東和国とウェスト公国の2つの国の生徒が通っています。しかし、この2か国は敵国同士であるため、それぞれの国の生徒はいがみ合っており、主人公の犬塚露壬雄は敵国のジュリエット・ペルシアに恋をしていたが、告白すらできない状況でした。この状況を打破するために犬塚は世界を変える決心をします。犬塚の熱い思いに周囲は次第に影響を受け始めます。犬塚の成長とともに周りの対応がどう変化するのか、犬塚は幸せになれるのか、とてもドキドキする漫画です。
この漫画には、ドキドキ・ハラハラするストーリーの他にも見どころがあります。それはキャラクターがとてもかわいいところです。作者の金田陽介先生の作画がうますぎます。あまりにもきれいすぎます。どのキャラも可愛い上に、それぞれの過去も垣間見ることができるので、その都度感情移入してしまって推しを決めることができません。どのキャラも好きになってしまいます。また、作画関連で言うと、バトルシーンも臨場感があって見ごたえがあります。さらに、学園モノとあって、登場人物たちの絆も見ることができます。感動しすぎて何回泣いたかわかりません。特にオススメなのは13巻です。アニメ化もしていますので、ぜひそちらも見てみてください。
「週刊少年マガジン」に連載されていた漫画です。
シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の翻案の少年漫画となります。
かつて戦争により対立していた2国、東和国とウェスト公国。
戦争は終結し、二つの国の間の領地となるダリア島に作られた学園、「ダリア学園」が、この作品の主な舞台となります。
二つの国の学生たちはそれぞれ、いまだにいがみ合い、諍いを起しながら過ごしています。
そんな中、東和国出身の少年、犬塚露壬雄は、ウェスト公国出身の少女、ジュリエット・ペルシアに恋をします。
告白を経て、二人は交際をすることになるのですが…それぞれの勢力のリーダーである彼らは、仲間に交際を隠さなくてはいけません！
二つの国が手を取り合うように、いつか世界を変えるため。
心を合わせ、差別と、戦争の遺恨と、大人たちと戦う二人の姿に、心打たれること間違いなしです！
この作品の魅力は、時に可愛らしい、時に凛々しい女の子の描写です。
成長を経て、少しずつ強くなり、過去を乗り越え、世界を変えるために戦う主人公やヒロインの様子や変化が表情によりよく表されていて、主人公とヒロインが出会いによって変わっていき、その変化が周囲をまた変えていくのです。
サブキャラも充実しており、真面目で一本気な飾らない少女、暴君だけど純情なお姫さま、クールだけれど少女趣味で優しい上級生…その人たちも少しずつ、主人公やヒロインに触れて変わっていきます。
登場人物の個性と表情が豊かに描かれる、心温まる作品になっております。
16巻で完結しておりますので、よければ手に取ってお読みください。
アニメが好きで、色々な口コミを覗いたところ、やたらと「寄宿学校のジュリエット」を薦めるユーザーが多かったので、これは当たりかもと思い、見てみたが、期待していたほどではなかった。正直、設定もよくあるもの（まあ、アニメのタイトルからして予想はできたが）で、特に工夫もなかった。相容れないはずの、二大勢力のリーダー同士が恋中に。しかし、周囲にばれるわけもいかず、人目を忍んで密会。そして、途中でばれる。本当に、工夫の一つも感じられず、拍子抜けだった。しかし、起用されている声優さん自体は、豪華そのものであり、声優さんを楽しむという観点から見れば、合格点である。また、準ヒロインである、狛井蓮季はとても可愛かった。この手のラブコメあるあるで、ヒロインより準ヒロインの方が可愛かったり、人気があったりするが、これもまさしく、そのパターンであった。ヒロインの人気は二分されており、個人的には、もっと狛井蓮季にフォーカスを当てたエピソードがあってもよかったのではないかと思う。時には、最初ヒロインだったが、不人気のためポジションを取られるといったものがあるが、その様な方向に持っていっても良かったのかなと思う。
とにもかくにも、口コミで騒がれるほどではなかった。
『寄宿学校のジュリエット』について話していきたいと思います。
まぁとにかくこれはすっごくラブコメをしているわけで、ラブコメが好きな方には絶対に読んで欲しいし自信を持ってオススメできる作品となっているわけです。特に2016年まで週刊少年ジャンプで連載されていた古味直志先生の『ニセコイ』が好きな方には1000パーセントお勧めできてしまいますね。
内容ですが先ほど話した通りラブコメになります。しかしニセコイなどの一般的なラブコメとは違っていて、恋愛関係に発展している状態から始まります。そこから彼らに襲い掛かる様々な試練を友人や先輩の手を借りながら頑張って少しずつ乗り越えていって、二人の愛をさらに育んでいく作品となっています。
なかなかこういう展開のラブコメを読んだことがありませんでした。最後に恋して付き合って終わるみたいなものが一般的だと思っていたので意外性もありました。そういった点から素晴らしい作品だなと感じてしまいましたね。
最後にもう一度告知しますが、本当に本当に素晴らしい作品で2021年時点でまだまだ続刊があります。ぜひこれからでも興味があるようでしたら手に取って読んでみてください。
