シュールギャグマンガの最高峰
不良ばかりが集まるクロマティ高校で繰り広げられるシュールなギャグが癖になる作品です。漫画から入りましたが、アニメも実写映画も全力でふざけて作られているのを見てなんだか安心したのを覚えております。「引き算ができれば入学できる!」で有名だというクロマティ高校へ、友人とともに入学する予定だった真面目な収載の主人公・神山が、だんだんとワル達と仲良くなり、頭が切れるために最後にはワル達の元締めのようなポジションにまでのし上がったのは思わず「現実でもあるかも…」と笑いつつも、深いかも知れない…と思ってしまいました。そんな不良たちに入り混じってゴリラやロボット、極めつけは覆面を被った飛行機のハイジャック犯まで学校に馴染んでいたり等、最初はツッコミ役の前田とともに「そんなわけあるか!」と思うのですが、だんだんクロマティ高校に慣れてくると「なんだそんなことか」と思ってしまうようなシュールギャグだらけで、見ている側もどんどんクロマティ高校に染まっていきます。未だに場所によっては使われる作中のギャグのひとつ「ひょっとしてそれはギャグで言っているのか!?」の破壊力は原作もアニメも最強です。あのシーンは一度見たら忘れられません…!