君の名は。の次作であるというプレッシャー
新海誠監督 「君の名は。」の次作ということで新海誠ファン待望の作品であったように思う。
描かれているのは心が綺麗になるような純愛。
伝えたいことはシンプルで「愛の強さ」ということを見た人はすぐに理解ができる作品である。
また前作と同様、主題歌などの楽曲はRADWIMPSであり、映画の世界観と曲の世界観が融合しており染み渡る。
曲が挿入されるタイミングがピカイチで観客の心を動かす魔法が仕込まれていると感じる。
新海誠監督、そしてRADWIMPSにまたしてやられたな、という気持ちになる。
「君の名は。」はどこか不思議で最後までスッキリしなくて、という描き方であるが「天気の子」は先ほども記したが驚くほどシンプルな構成である。
「君の名は。」のプレッシャーに耐えられる作品を作った。と言われても仕方ない、と感じるくらい計算されている感は否めない。
しかし、愛の力の素晴らしさを伝えてくれたこの作品。この作品を見て、愛されること、愛すことを改めて考えた私は
彼氏に本当に愛されているのか疑問になり、別れを選択した。
後悔をしていないといえば嘘になるが、いずれ別れを選んでいたと思うので、この作品のように「愛にできることはまだあるかい?」とそんなシンプルで強い言葉をかけてくれる、強い愛で受けれてくれる人を探そうと思う。