極主夫道 / The Way of the Househusband

極主夫道 / The Way of the Househusband

『極主夫道』(ごくしゅふどう)とは、おおのこうすけによる日本の漫画。実写ドラマ化とアニメ化もされている。「不死身の龍」と呼ばれた元・最凶ヤクザの、主夫業の日常を描いたハートウォーミングコメディ。強面のヤクザが全力で主夫業に邁進するギャップ、および高い画力とシュールな展開が特徴。大筋は主人公の龍がその強面から繰り出す熟練の家事スキルギャップが軸になるが、登場人物たち半数近くがその筋の関係者で彼らも彼らでどこかしらズレており、そのズレの連鎖から笑いの渦を生んでくるパターンも多い。

amor_fatiのレビュー・評価・感想

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極主夫道 / The Way of the Househusband
9

キャラが厳ついのにやさしい世界

Netflixシリーズとして配信されているアニメ「極主夫道」。タイトルからもわかるように、扱うテーマが極道と主夫。その二つの言葉のイメージの差が、めちゃくちゃ興味をそそりました。そして1話20分で小難しい話は無し。とっても手がだしやすい!
主人公は、極道から抜け専業主夫として暮らす龍(たつ)さんと妻の美久さん。物語は、その暮らしに焦点を当てて進んでいきます。取り巻く人々は、龍さんの元仲間で現役の極道の方だったり、主婦仲間だったりですごい幅が広い。だから、いわゆる平凡な日常と、龍さんの極道者としての感覚のズレから常にクスッとさせられます。極道のイメージは崩れないのに、出てくるキャラがみんなやさしくて懐が広い!あと個人的に、美久さんの天然パワフルな感じがすごい好きです。
どんなキャラも愛せて、見てる側もストレスなしです。
この見やすさから、軽作業中でも流し見できるし、めちゃくちゃリピートしています。
あと、普通に家事の知識が増える。「重曹が万能なのは噂で聞いてたけど、使い方まで覚えてしまった。今度やるしかない!」ってなりますよ。
漫画やドラマはまだ見ていませんが、こっちもきっと面白いに違いない。