トモダチとは誰か?
この漫画を多くの友人に紹介してきましたが、必ずハマるポイントがあります。それは一巻の最後です。死にかけの男から主人公のケンジが「ケンジ地球を救え」と言われるシーンです。漫画の最初の方では主人公のケンジはコンビニの店長をやっているのですが、小学生の頃に友達と作った予言の書に書かれていることが、現実の世界で起きていることに気づき、誰がそれをやっているのかを突き止めようとします。小学生の頃の友達と協力しながら、その犯人を探していくと、"トモダチ"という存在を突き止めます。しかし、そのトモダチはマスクをかぶっていて、誰なのかが特定できません。ケンジは予言の書の内容を思い出しながら先回りをして、トモダチが行う犯行を止めようとしますが中々止めることができません。よげんの書に書かれている2000年の大晦日にロボットが現れて世界中に細菌がまかれるという内容を阻止するため、ケンジと仲間たちは動きます。そしてついにケンジの前にトモダチが姿を現します。トモダチとは誰なのか、そしてその後ケンジは地球を救えるのか、スリリングな展開とトモダチが誰なのかを予想しながら読み進めていくワクワク感がこの漫画の面白さです。