マンガのトーキョーグール
マンガの「東京喰種トーキョーグール」についてレビュー、感想を書きます。
主人公はカネキケンと呼ばれる大学生です。よく行く喫茶店「あんていく」である女性に恋愛感情を抱くのですが、その女性は喰種であり、カネキは襲われてしまいます。偶然の事故で女性の喰種は死んでしまいます。カネキケンは大きな負傷を負い、女性の喰種の臓器を移植してしまいます。彼はその日から食べ物を食べられなくなります。食べてもゴミのような味しかしないのです。食欲をそそるのは人間の肉でした。それでもカネキケンは人間の肉を食べないようにします。飢えとの勝負で、彼はいつもいく喫茶店「あんていく」に助けられるのです。そこは喰種のたまり場のような場所で、喰種はコーヒーだけは飲むことが出来るのです。それでも人間の肉を食べないカネキケンは飢えという命の危険にさらされます。そこに白鳩(ハト)と呼ばれる人達が現れ、喰種の狩りをしていました。カネキケンが仲良くなった女の子がいて、その女の子の母親が彼らに殺されてしまいます。カネキケンと同じように喰種の霧島董香と一緒に白鳩と戦う事になります。
この漫画は食べ物のありがたみを再認識させてくれる作品であり、主人公が自分の命が危険にさらされても人間の肉を食べないと決断している所が素晴らしい所です。しかし最終的には、同族の喰種を食べていく同族喰いになってしまいます。
マンガの絵はとても綺麗です。戦闘シーンがリアルという所もありますが、喰種が持つ力の尻尾のような武器で戦うシーンは迫力があります。それぞれの尻尾で形や能力が違っています。
物語は「東京喰種:re」と繋がっていき、完結しています。最後まで読むと達成感もあり、感動できる作品だと思います。