様々な絆を感じる最高の作品
この作品は、キングコングの西野亮廣さんが脚本を書き、監督として制作した作品です。
この作品は、えんとつから出る煙によって覆われた世界の外側はどうなっているのかを確認しようとする物語です。世界はえんとつからの煙によって覆われており、昼と夜の境目はなく、空や星をみることができなくなっています。この世界では、外側には何もないと信じ込まされ、外側に何かがあると思っている人は誰もいませんでした。それに異を唱えたのが主人公の父親でした。そのことによって父は政府に追われ、亡くなってしまいますが、父の言葉を信じ、空に星があることを確認するため煙の外側を目指します。
最初は主人公のルビッチも星があることを信じ切ることができず、煙の外側を目指そうとはしていませんでしたが、ゴミ人間であるプペルとの出会いをきっかけに、プペルとの会話や行動から勇気をもらい、父を信じ星を見ることを決意します。
このゴミ人間プペルは、ルビッチのためを思った行動をとりますが、時にルビッチとすれ違いをしてしまったり、勘違いをされてしまったりと困難に何度もぶつかります。様々なことが起こりますが、それを乗り越え一緒に誰もしようとしなかった偉業を成し遂げようと奮闘します。最後にゴミ人間プペルの正体が明かされますが、その正体とは。
この作品は、親子愛、友情、そして、困難に立ち向かう勇気などはこういうことなのかと改めて気づかされます。涙必死の最高の作品なので、多くの人にぜひ劇場に足を運んでご覧になってほしいです。