悪の教典(映画)

悪の教典(映画)

『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。

guuro9696のレビュー・評価・感想

悪の教典(映画)
10

自信を持ってオススメします!

この作品「悪の教典』は貴志祐介による小説作品を映画化した作品です。
殺人でしか自分を表現できない「サイコ・キラー」の裏の顔を持つ高校教師の物語です。
「悪の教典は」序章もあるのですが、まだ観ていないという方は序章から観るのをオススメします。その理由としましては、この作品自体かなりグロテスクな表現が多く含まれていて、序章では映画と比べると比較的にグロテスクな表現が少なめな印象でした。私は友達と一緒に映画館で観ましたが、友達は途中で気分が悪くなり退出してしましました。それほどグロテスクです。序章を観てから本編も見れそうという方はぜひご覧になってみてください。

「悪の教典」は伊藤英明演じる高校の英語教師ハスミンこと、「蓮実聖司」のサイコ・キラーストーリーです。
ハスミンは生徒だけでなく、他の教員も一目置く非常に優秀な教師でしたが、本当の正体は殺人でしか自分を表現できない「凶悪殺人鬼」でありました。

この作品で私が素晴らしいと思ったのは、伊藤英明をキャスティングしたスタッフです。普段ドラマや映画などでは「優しい」「格好いい」のイメージが強い伊藤英明を恐怖の殺人鬼として起用することにより、この映画の恐怖を更に高めていると感じました。
ストーリーももちろん素晴らしいです!

ぜひ観てみてください!