素晴らしい作品
東京喰種は石田スイさんのコミックが原作です。
主人公の金木研(カネキケン)がある不幸な事故に巻き込まれてしまい、人間の肉を食べることでしか生きることができない喰種(グール)になってしまいます。金木は人の肉を食べて自分が喰種であると認めるか、何も食べずに人間と生きていくかの苦悩が良く描かれていると思います。
また戦闘シーンもこの作品の醍醐味です。喰種には赫子(かぐね)と呼ばれる捕食器官を持っており、この赫子を使い、喰種を駆逐しようとする喰種捜査官や他の喰種と戦うシーンは迫力があります。喰種ごとに赫子の形や大きさ、戦い方が異なるため、見ていて飽きない作品だと思います。また喰種捜査官は力で劣るため、クインケと呼ばれる対喰種用の武器を所持しており、クインケでの戦闘シーンは見所が多いと思います。
最終的に金木は喰種と人間が共存できる世界を目指しますが、これらを阻止しようとする喰種や喰種捜査官の個性豊かなキャラクターにもぜひ注目してほしいです。ただし、グロテスクな要素が強いため、苦手な方は注意してください。この作品は1巻見たらその次もどんどん見たくなります。話の展開もスムーズな為、途中で飽きることなく読めると思います。気になった方はぜひこの作品をオススメします。