悲壮の中に垣間見える人間の弱さ、そして強さが漫画を通して感じることができる素晴らしい漫画です。
ストーリが面白い!序盤から後半にかけて作画の進化が素晴らしい。
物語の序盤から主人公が悲惨な目に遭い、序盤からもどんどん絶望の淵に落ちていくそんな絶望の中でも巡り合えた仲間たち。
グロテスクな場面が多くて、血や肉片が飛び散るようなシーンも多めですが悲劇の主人公が絶望の中で抱いていく心情そして心に刺さるようなセリフの数々。
漫画はいつも美しく描かれますが現実はそう甘くないと言わんばかりの苦難の数々に読んでいるほうも早く幸せになってほしいと思いたくなる漫画です。
ですが死に直面した時、または大切な人を失いそうになった時強く力強く生きようとする各キャラクター達の姿にグロテスクなものが苦手な人でもつい見入ってしまうストーリーなのでグロテスクなものが苦手だなと思う方も読んでみてもらいたいです。
特に、自分は努力をしている、ほかの人よりも頑張っているはずなのになぜかうまくいかない。
ほかの人にではなく自分に負けてしまいそうだと考えている方にはお勧めします。
くじけそうな心を同じような境遇に直面しているキャラクターたちがストーリーを通して心に刺さる言葉で支えてくれます。
この漫画は無印とReの2部構成ですが無印から読まないとReは複雑なので無印から読むことをお勧めします。