えんとつ町のプペルレビュー
映画館に出向いて映画を見る事なんてない私が、この作品はどうしても映画館で観たいと思ってしまった。
不思議な感情だったけど、映画を見終わった時には映画館で観れて良かったと心から思えた。
キングコング西野亮廣さんがどんな思いで物語を作り上げ、ストーリーの一部を絵本にし、
多くの人に知ってもらったうえで次は映画として作品を残したいという西野さんのプペル愛が大きなスクリーンから伝わってきた。
そして同じくらい感じたのは、西野亮廣さんがプペルを世に公表するまでに戦ってきたものが想像以上に大きく辛いものだったのだという事がわかった。
彼はお笑い芸人。だから絵本を作成していたころの周りの目や世間の見る目は冷たいものっだたと思う。
私も最初は西野さんのイメージは良くなかったかもしれない。
今思えばそのイメージに何の根拠もなかった気がする。
しかし彼が挑んだ挑戦は誰がどう見ても勝利だ。だって沢山の人の気持ちを変えたのだから。
コロナという見えない敵と世界中が戦っているときに、あえて映画公開に踏み切った事の意味、彼がプペルを通して伝えたかった事とは、映画を見ればわかると思う。
本当に映画館で「えんとつ町のプペル」を見れて良かったと心から思った。