世界観・作画・ストーリーと良い作品、ただ少しボリューム不足?
異世界と融合したニューヨークが舞台で、交通事故や爆発なんてしょっちゅう起こっているため、普通の人ならおかしいと思うことがそこでは日常になっているという非日常的な設定が面白いと思いました。また、シリアスかと思うとギャグ要素満載であったり、戦闘シーンでは「血」を主体とした技の数々がかっこよく、爽快感満載で見ていて気持ちがいい作品でした。また、OP・EDともにとてもすばらしい為ぜひ見てほしいです。この作品は特に戦闘シーンが熱くて、中でもクラウスによる「ブレングリード流血闘術」発動の詠唱がオシャレで、なんとも中二心を刺激するものとなっています。その技の中でも、敵を封印するシーンは鳥肌物で、作画の面でも素晴らしかったです。ただ少し不満点もあって、アニメは2期まであるのですが、その両方ともそれぞれのクールごとのボリュームが少し不足してしまっているように感じました。そのせいか、最終話を見た後も「結局これってなんだったんだ?」といった疑問が残ってしまうこともありました。確かにこうしたボリュームが少しだけ不足してしまっていると思うことはありますが、全体を通してはすごくいい作品で、個人的にも好きなので、ぜひ見てほしい一作です。