るろうに剣心ここで終わる。ここで始まる。
るろうにで流れてくる薫の道場に住む前の、剣心の過去からのお話で、剣心の十字傷ができた出来事のお話です。
巴という伴侶と共に過ごしていた事。そしてその雪代巴の祝言をあげる伴侶が剣心によって殺されていた事。
そして巴も亡くなってしまい巴を慕っていた弟、雪代縁が上海の武器商人に「あの男には十字傷があるのか?姉さんはまだあの男を恨んでいるのだろう」と剣心を目の敵にします。
天誅と称して、《人誅》天が人を裁くのではなく人が人を裁く。
大砲で町を破壊し、人々を攻撃し、次第には剣心と共にいた薫が誘拐されてしまいます。
近くの人が亡くなった気持ちを味わせようと薫を殺そうとしますが、姉さんの事を思い出し断念します。
剣心が乗り込み、義弟との対決の中、今回もまた凄い見所で剣心役の佐藤健さん、雪代縁役の新田真剣佑さんのアクションが剣術、格闘と、武器も使いこなし凄い大迫力の壮大な映画です。
雪代巴さん役の有村架純さんも凄い女優さんで、影のあり冷静であり、感情を抑えている動きがとても演技に引き込まれました。
今回の剣心はシリアスなシーンが多く、剣心の明るさが最後まで出てこない、終わりまで悲しみの演技がまた、前作とは違う作品でした。
雪代縁が最後、姉さんである巴の感情に気付き、生き様や有り様を考えさせられる作品でした。