8
いろいろな登場人物。
三丁目の夕日の西岸良平さんの作品で、人間界と魔界とが近くにある鎌倉を舞台にした探偵もの?となっています。鎌倉ってちょっと神秘的な街だし、魔物とかがいてもおかしくないのですごく舞台設定として合っていると思います。
毎回いろんな事件が起き、刑事がでてくるようなものも、そうでないものもありますが、その推理がなかなか面白いですし、登場人物も魅力的です。一色夫妻は年齢が離れているけど、仲良しで見ていて微笑ましいです。亜紀子さんは小さくて、よく学生に間違えられるという女からしたらあざといなとも捉えられそうな人ですが、すごく可愛らしくて、ドジで共感できるキャラとなっています。いろんな登場人物が出てきて、好きなキャラも出てくると思います。
私は警察にいる魔物と人間のハーフとかの刑事さんたちが好きです。彼らの変わった操作方法も好きですし、ちょっと切ないプライベートの話とかもいいなと思います。
1話完結なので、どこからでも読めるし、移動とかちょこちょこ読むのにも最適です。西岸さんといえば、三丁目の夕日ってイメージもありますが、推理モノが好きならこっちのほうがおすすめかもしれません。
映画化もされたし、とても良い作品だと思います。