リアルとファンタジーの融合
某まとめサイトでこの漫画が面白いと単独記事があったことから、ネカフェで試し読みしたらはまってしまいました。
皆さんの初めに思い浮かべる三国志の漫画といえばあちらの方だと思いますが(僕もそうでした)僕がおすすめしたいのは断然こっちです。何といっても各キャラが濃ゆい!
基本的に劉備、曹操の2人を軸にストーリーが進んで行くんですが、お互い個性がすごくてどっちも好きになれます。
曹操…押しも押されぬ三国志の大ボス!とにかく全てにおいて完璧人間で、彼の語る言葉一つ一つがこの世の心理みたいに聞こえてきます。
終盤に進むにつれて段々と人間離れしていく様は見ていて圧倒させられます。
劉備…曹操とは対照的に彼は終盤までずっと人間です。
そりゃ多くの人民が付き従うわと思わされる器の大きさで多くの魅力的な部下と一緒に曹操と対峙します。
お互いの陣営の有能な部下たちにもちゃんとスポットが当たっていて、しっかり有能さをアピールし、こんな人物もいたんだ!と読者に思わせたところで壮絶な戦死を遂げていきます(笑)
絵の上手さや、セリフのかっこよさから考えて、横山三国志より蒼天航路を僕個人はお勧めします。
三国志について知っている人もそうでない人も読んでほしい作品です。