【マリ・キュリー】すごすぎる!ノーベル賞を2つ受賞した偉大なる天才たち【ライナス・ポーリング】

ノーベル賞といえば、毎年世界中が注目していますよね。近年は日本人の受賞者も増え、今後の動向からますます目が離せなくなっています。そんなノーベル賞、1回受賞するだけでもすごいことなのですが、世の中にはなんと2回も受賞した人が4名いました。この記事では、その4名、ジョン・バーディーン、マリ・キュリー、ライナス・ポーリング、フレデリック・サンガーの偉大なる功績についてまとめています。天才たちの血の滲むような努力と研究があったからこそ、今の世界があるのですね。

女性として

学問の世界において、20世紀初頭は未だ女性に対する偏見が存在した時代だった。マリ・キュリーの履歴には数多くの「女性初」という言葉がつくが、これはジェンダーを根拠とする理不尽な扱いを受けながらもそれに毅然とした態度で臨んだ結果でもある。

出典: ja.wikipedia.org

マリは、科学者とはその業績によって評価されるべきであり、性別や出身および私生活などではないという強い意志を持ち、誇りを持って記念講演を行った

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ライナス・ポーリング

アメリカ合衆国の量子化学者、生化学者

1954年 ノーベル化学賞(化学結合の本性、ならびに複雑な分子の構造研究)

1962年 ノーベル平和賞(核兵器に対する反対運動)

なんでも屋さん

多方面に渡る研究者としても有名で、無機化学、有機化学、金属学、免疫学、麻酔学、心理学、弁論術、放射性崩壊、核戦争のもたらす影響などの分野でも多大な貢献があった。

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本の虫

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ポーリングは幼少の頃、熱心な読書家だった。ある時、父は地方紙宛に手紙を送り、ポーリングが熱中しそうな本を何冊か紹介して欲しいと依頼したほどであった。

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偉大な科学者

イギリスのニューサイエンティスト誌による「史上偉大な20人の科学者」で、アルベルト・アインシュタインと共に選ばれた唯一の20世紀の科学者である。ネイチャー誌のミレニアム・エッセイの著者であるGautam R. Desirajuは、ポーリングをガリレオ、ニュートン、アインシュタインに続くこの1000年で最も偉大な思想家、思弁家の一人であると主張した。

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フレデリック・サンガー

イギリス・グロスターシャー州レンコム出身の生化学者

1958年 ノーベル化学賞(インスリンの構造研究)

1980年 ノーベル化学賞(核酸の塩基配列の決定)

彼の最初のノーベル賞はこのたった5本の、しかし、人類にとって計り知れないほどの価値を持つ論文からなる仕事のわずか4年後に与えられた。どれほどのインパクトのある仕事だったか、この事実だけからも分かるだろう。

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とにかく研究が好き

最初のノーベル賞を40歳でとった後も、彼はラボからでることなく、コツコツと自分のベンチ(実験台)の前から離れることはなかった。「自分は人のために実験を考えることは得意じゃない、人を管理したり、教える才能がない」、彼はそう言って、自ら手を動かし続けた

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僕の知る限り、多くの実験科学者は、手を動かすことは労働ぐらいにしか思っていない。ただ、中にはほんの少し、それ自体に喜びと専門家としての矜持を持ち、その前後の中で多くのインスピレーションを得ていく人がいる。そのことの大切さをしみじみ感じさせてくれるのもサンガーだ。

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3つ目のノーベル賞に最も近い男だった

サンガーはRNAの配列決定法も開発しており、これもノーベル賞級の業績とされているため、史上初の個人のノーベル賞3度受賞に最も近い人物と言われたこともあった。

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残念ながら、3つ目のノーベル賞を受賞する前にこの世を去ってしまいました。

おまけ

ノーベル賞を2つ以上貰ってもおかしくなかった人物

アインシュタイン

ドイツ生まれのユダヤ人の理論物理学者

1921年 ノーベル物理学賞(光電効果の法則の発見等)

アインシュタインはノーベル賞受賞者なのは知られていますが、それは相対性理論ではなく別の業績に与えられたものでした。

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